攻略したらSSが書きたくなって…駆け足ですが1本仕上げてみました(^^ゞ。
や、感想書くより先にSSって…(苦笑)。
半分くらいフライングのタイミングだったんですが、予想通りの展開だったので…これならいいか、と(^^)。
ただね。
壱号・和泉とPLAYして思ったのは―――真相が全く分からない!ってこと(笑)。
やはりここは晴明ルートに入らなきゃ、参号の秘密やらが分かんないみたいですね!
ということで、次は晴明に行きたいと思いますが、その前に和泉の感想を書かなきゃね。
ちなみに、今回CPの表記を「和泉×参号」としてるのは、彩雪って呼んで貰ってないから。
エピローグで呼んでたけど(テキストのみ)、余りに突然にそう呼ばれたから私的には「??」な感じ(苦笑)。
名前を持っていること(またはその記憶?があること)の解明も……晴明ルートでなされることを願いつつ。
それでは、お楽しみいただけましたら幸いですm(__)m。
さわやかな………緑のような人だと思った。
キラキラ…キラキラと、若葉の間から零れおちる鮮やかな木漏れ日のように。
その存在感に目を奪われるほどなのに、持っている雰囲気は驚くほど柔らかくてふわりと包み込んでくれる――――。
私の好きな人は、そんな人……。
「―――どうしたの?ぼーっとして…つかれちゃった?」
不意に目の前に現れた優しい笑顔に、顔が赤くなるのを自覚する。
「おや、真っ赤になった…、可愛いね?」
ふふ、と小さく笑いながら告げるその言葉が憎らしいのに、そこに宿る柔らかな笑みが大好きで、思わず見惚れてしまう…。
「式神ちゃん??―――呆けているなら、口付けしちゃおっかなぁ…」
「!?っ…い、和泉…!?」
「ぁ…戻ってきた…」
「ち、近いよ!…和泉…!!」
言葉通り私の顔に急接近したその笑顔に、私はぶんぶんと首をふって後ずさった。
「…もうちょっとだったのにね?」
「和泉~~」
「だって…心ここにあらずって感じだったから…」
爽やかに笑ってそう言うけれど。
ちょっと…そんな理由で、こんな場所で、ソレは無理だと思う…!
そう、ここは御所の奥の奥―――いわゆる後宮と呼ばれるところ…。
今上である和泉が私生活を送る場所。
和泉と生きる覚悟を決めた私が迎え入れられたのはそんな場所で…。
当然―――何人もの女官や従者が傍には控えているっていうのに…。
相変わらずの和泉のそういう態度に、私はいつもドキドキしてしまう…。
「ねぇ、何考えてたの?」
「/// ………良い天気だなぁ…とか、風が気持ちいいなぁ…とか」
「俺の事は??」
「え?」
「俺の事―――考えてくれなかったの??」
見透かされたような和泉の言葉に、心臓が一つ…大きく跳ねた。
でも。
「えぇ…っと」
なんだか正直には言えなくて思わず言葉を濁してしまっていた…。
そんな私を見て、和泉は少し拗ねたように口を尖らせ吐息をついた。
「あ~あぁ…残念…。俺が想うように、式神ちゃんにも、いつも俺の事を想ってて欲しかったなぁ…」
「っ……」
「いいんだ…きっと俺の方がいつも君のことを想ってて…いつも君のことを頼りにして。君がいなきゃなんにもできないダメダメな男だからさ?」
本格的に拗ね始めた和泉を前に私は慌てて彼の言葉を遮る。
「ち、ちゃんと、想ってるよ!!」
「ん?」
「和泉の事…ちゃんと想ってる…!!―――顔を見るたび、声を聞くたび、手が触れるたび…いつもいつも好きって気持ちがあふれて、止まらなくなるの…」
「―――…そうなんだ…?」
穏やかな笑みを乗せそっと囁くように和泉は尋ねる。
思わず力いっぱい主張していたその内容を振り返ると改めて恥ずかしさがこみあげてきて…私は小さくうなずいた。
そりゃぁ、上手く気持ちを届けることが出来ていないかも知れないけれど。
この胸にある想いは、決して和泉に負けることはないと思うから。
「じゃあ、確かめても、いい?」
「え!?」
不意に落とされた問い…。
その意味を問い返す前に、柔らかな感触が私の唇を覆う―――。
「!!」
「愛してるよ……。だから毎日こうして…確かめさせて? ね?」
「/// …和泉…」
ふわりと春の風が私たちを包み込む。
胸にじんわりと滲む温かくて優しくて泣きたくなるような愛おしさに―――私はただ、うなずくしか出来なかった…。
-終-
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現在お礼文3件UPしています!
(超小ネタSSSより OZMAFIA1・緋色1・
ブラコン1・2013.8.13.)
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お見苦しいところが多々あると思いますが、よろしくお付き合い下さいませ。
こちらで取り扱いますゲームの内容やそれに関連する創作SSに関しましては、製造元などとは一切関係がございません。あくまでも個人的に書き連ねているものですので、ご理解・ご了承のうえお楽しみ下さいませ。
なお、内容に関しましては無断転記等一切ご遠慮下さいますようお願いいたします。