いらっしゃいませ!
このブログでは、カヌチ二次創作(緋色の欠片、ウィル・オ・ウィスプ、ラスエス3他)、乙女ゲームの感想など、管理人ベルルの暴走気味の妄想をつらつらと書き綴っております。現在「三国恋戦記」絶賛応援中です!!
-since 2009.7.25-
うたの☆プリンスさまっ♪ より 藍春歌 ねつ造SS です!
まだ書いちゃいました~(>_<)。
というか、ちょっとまた忙しくなりそうで(=更新ができなさそうなので)今書いている分だけでもサクサクとUPしておきたいのです^^。
トコロデ、藍ちゃんの真相を、ほかの先輩は知っているのでしょうか?
(関わりがあるのは嶺二先輩でしたっけ?)
ほんとはメンバー4人がワイワイ楽しそう(?)にしてるとこも見たいだけど。
そーいうのはFDに期待ですかね?
とりあえず、ねつ造SSで宜しければ、続きの先へお進みくださいませm(__)m。
お楽しみいただけましたら幸いです。
まだ書いちゃいました~(>_<)。
というか、ちょっとまた忙しくなりそうで(=更新ができなさそうなので)今書いている分だけでもサクサクとUPしておきたいのです^^。
トコロデ、藍ちゃんの真相を、ほかの先輩は知っているのでしょうか?
(関わりがあるのは嶺二先輩でしたっけ?)
ほんとはメンバー4人がワイワイ楽しそう(?)にしてるとこも見たいだけど。
そーいうのはFDに期待ですかね?
とりあえず、ねつ造SSで宜しければ、続きの先へお進みくださいませm(__)m。
お楽しみいただけましたら幸いです。
カタカタカタカタ 無機質な打音が続き、PCの画面上には文字の羅列が作り上げられていく。
「!…(単純な…打ちミスか…)」
ありえない変換が出てきて、目をみはる。
入力内容を確認すると3コ前の子音の入力をミスっていた。
「(作業効率が悪くなってきたな…)」
”疲れ”というのとは少し意味合いが違うけれど、単純作業を長時間こなすと集中力が切れてくる時がある。大体そういう時は、エネルギーが底を突きかけているときだから、作業を中断して休養を入れるようにしている。
「ふぁ…」
ちいさな欠伸をかみ殺して、ボクはデータを保存してPCを閉じるとテーブルに突っ伏した。
そして、人がよくやるように目を閉じて、いわゆるうたた寝という状態を真似てみた。
「(ん………意外に、イイカンジかも。)」
目を閉じると、自然と頭の中で今日経験したデータが整理され始める。
まるで「夢」を見ているかのように、断片的な映像が浮かんでは消える…。
「失礼します」
ぼんやりしはじめた意識の端に聞きなれた声が届いた。
「あれ……美風先輩…?」
ふわりと空気が動いて、彼女が僕に近づきそっと覗きこんだのが感じられた。
てっきり起こすのかと思ったら、意外にも彼女は足音を忍ばせてボクから離れて行ってしまった。
――――なんだ、つまらない。
起こそうとしてくれたら、すぐに反応してあげようと思ったのに。
そう、思った瞬間。
ふわり、と何か軽い重量が肩や背中に接するのを感知した。
「風邪ひいちゃいますからね、先輩」
小さくそういってから春歌はボクの隣に座ると、自分のPCにカタカタと打ち込み始めた。
――――なに、これ…。
なんなの。 一体…。
ボクに……ストールをかけるなんて―――― イミワカンナイ。
まさかと思うけど。
風邪をひいちゃ大変、とか思ってるわけ?
「春歌」
「あ、先輩。ゴメンナサイ、起こしちゃいましたか?」
「…なんで、ボクにストールを掛けたりしたの?」
「?」
「ボクには必要ないよ。 風邪なんか引くわけないんだから」
一瞬きょとんとした春歌は、ニコリと笑って、
「でも、なんだか寒そうに見えたので。それに、眠ってる人に何も掛けてあげないなんて出来ません」
「!!」
「…ストールを被ってる方が温かくなかったですか? あったかいと、良い夢が見られるっておばあちゃんが言ってました」
彼女はそう言って、また笑った。
(夢なんか……ボクは見ない。…風邪だって、ひいたりしない。 なのになぜ………なぜ、彼女の言葉にボクは…こんなにも…)
肩にかかっているストールの端をキュと握りしめる。
感知する自分の体温が少し上昇し、それ以上に得体のしれない何かが胸のあたりで ほんわか と熱を放っているように感じられた。
春歌の言葉が……春歌の行動が…ボクを、温かく、するんだ――――。
「?……先輩? どうかしましたか?」
「……春歌…」
「はい?」
「――――すごいね、君は…。」
ボクは空いている方の手を伸ばして、彼女の手を握った。
途端に彼女の体温は上昇し、脈拍は加速を重ねていく。
彼女はそう言って、また笑った。
(夢なんか……ボクは見ない。…風邪だって、ひいたりしない。 なのになぜ………なぜ、彼女の言葉にボクは…こんなにも…)
肩にかかっているストールの端をキュと握りしめる。
感知する自分の体温が少し上昇し、それ以上に得体のしれない何かが胸のあたりで ほんわか と熱を放っているように感じられた。
春歌の言葉が……春歌の行動が…ボクを、温かく、するんだ――――。
「?……先輩? どうかしましたか?」
「……春歌…」
「はい?」
「――――すごいね、君は…。」
ボクは空いている方の手を伸ばして、彼女の手を握った。
途端に彼女の体温は上昇し、脈拍は加速を重ねていく。
「///え?え?」
「ね…いつか『夢』を見る時が来たら、――――その時見る夢は君の夢がいいな…。 君はボクと、夢の中でも逢ってくれる?」
「/// もちろんです、先輩。 その……先輩だって、私の夢に出てきてくれていますよ?」
「……そうなの?」
「ふふ…先輩、温かいお茶を入れましょうか。喉にいいハーブティもありますよ」
「ん…お願いするよ」
「/// もちろんです、先輩。 その……先輩だって、私の夢に出てきてくれていますよ?」
「……そうなの?」
「ふふ…先輩、温かいお茶を入れましょうか。喉にいいハーブティもありますよ」
「ん…お願いするよ」
ボクが了承すると彼女は嬉しそうに頷いて、お茶の準備のため席を立った。
繋いでいた手はあっさりと離されてしまったけれど、その手の中に残る温もりを愛おしく感じながら―――ボクは彼女のお茶を待つことにした。
THE END
繋いでいた手はあっさりと離されてしまったけれど、その手の中に残る温もりを愛おしく感じながら―――ボクは彼女のお茶を待つことにした。
THE END
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ベルル
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非公開
自己紹介:
乙女ゲームもブログもまったくの初心者が管理人をしております。
お見苦しいところが多々あると思いますが、よろしくお付き合い下さいませ。
こちらで取り扱いますゲームの内容やそれに関連する創作SSに関しましては、製造元などとは一切関係がございません。あくまでも個人的に書き連ねているものですので、ご理解・ご了承のうえお楽しみ下さいませ。
なお、内容に関しましては無断転記等一切ご遠慮下さいますようお願いいたします。
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