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いらっしゃいませ! このブログでは、カヌチ二次創作(緋色の欠片、ウィル・オ・ウィスプ、ラスエス3他)、乙女ゲームの感想など、管理人ベルルの暴走気味の妄想をつらつらと書き綴っております。現在「三国恋戦記」絶賛応援中です!!     -since 2009.7.25-
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うたの☆プリンスさまっ♪ より 藍春歌 です(*^_^*)


え~~~~~~~~~~~~~~~~????

いや、藍ちゃんがあまりに可愛くて。
(そして、歌があまりに切なくて…(T_T))


つい。

つい…

つい、SS書いてしまいましたm(__)m (そして歌は全く関係ないという…:汗)

といっても、本編未PLAYなので、100%、 2000% ねつ造ですけどね!!!(爆)


口調とかモロモロ 妄想の産物ですが、ご興味のある方は続きの先へお進みください。
いつも通り甘さはありませんが、お楽しみいただけましたら幸いですm(__)m









「ねぇちょっと、これどういうこと?」
打ち合わせの時間に合わせて部屋に入ると、見知った顔が2つ。
ナツキとショウだった。
「今日の打ち合わせは春歌とのはずなんだけど」
2週間振りに彼女と顔を合わせるはずだったのに。
どーして彼女じゃなくて、この二人がいる訳?

「あーー、なんか、急に別件の予定が入っちゃったらしくて・・・」
「今さっきまでいたんですよ~♪」
不機嫌なボクの声に、ショウが誤魔化すように言葉を濁し、ナツキは相変わらずな返答をしてくる。
「へぇ?そう?」
「あ、藍?」
「藍ちゃん、新曲のデモはここにあるんですよ。早く聞いてみましょう♪」
「…それ、そこに置いて二人は帰っていいよ」
「!?藍!どこ行くんだよ!」
ショウの声を背に聞きながらボクは廊下を足早に歩きだしていた。

(ボクが通ってきたのは表玄関からの通路。てことは、非常階段側!)
そう結論づけて廊下をまっすぐ突き当りまで進み、非常扉を勢いよく開けた。
するとボクの目に、踊り場でつんのめりそうになっている後姿が飛び込んできた。
その瞬間ボクは、手すりを乗り越えて『目標』の目の前に着地した。
「ひゃあ!?」
「随分だね、春歌――――??」
「!す、すみません!美風先輩!」
「?…春歌? なんで後ろ向いてるの? ていうか、何、その恰好」
ボクに背を向けた彼女は、頭には大きな帽子を被ってなおかつソレを手で引っ張り下ろしていた。
ねぇ、それじゃ君の顔が見えないよ…。

「ちょっと。こっち向きなよ?」
「ダメなんです!」
間髪入れずボクの言葉を拒否ると、踊り場の隅……角の所に身を寄せてしまった。
自ら逃げ場のない所に入り込むってどうなの?って、呆れてしまったけどこれ以上逃げられなくて済むから結果的には上々かな。
「春歌」
「!!」
一歩彼女に近づいて、ボクはもう一度繰り返す。
「聞こえなかった? こっち向きなよって言ったんだけど?」
春歌はビクっと肩を震わせたけれど、やっぱりこちらを向こうとしない。

「…2回言ったよ? 警告としては十分だよね?」
「っっ!」
「ボクの言うこと聞けないなんて、後輩のクセに生意気…」
彼女の細い肩に手をかけて、ぐいと引き寄せる。
あっさりと流されるその体を抱きとめて、彼女の右手首を掴み帽子を引っぺがすのを同時に遂行した。
「!や、やだやだ! ダメ、見ないで!!」
あっさりと引きはがされた帽子を追わず、その両手は彼女自身の前頭部を押さえ込んでいるけれど。

「―――― 春歌?」
「!!!!」
「………どーしたの?その頭」
「!///~~~~っ」
ボクの一言に彼女は力なくその場に座り込んだ。
顔を真っ赤にして…大きな瞳からは今にも涙があふれ出しそうなほどだった。
ボクは彼女が落ち着くまで、彼女の言葉をただ黙って待った。


「……………っ先週……寮で、」
「うん…」
「前髪を、自分で切ってたんです。……ハサミを入れる時、急に翔くんが部屋のドアを大きく開けたから、ビックリして手がブレちゃって…」
「予定より深めに切っちゃった、と…」
ボクが結論を引き受けると、春歌は小さくうなずいた。
道理で…ショウが協力するわけだ…。

「――――だからって、なんでボクを避けるの。この間の打ち合わせを延期したのも、それが理由?」
「だって…こんな可笑しい前髪を……/// 先輩(好きな人)に見られる、なんて…」
消え入りそうな声で、彼女そうは言った。

――――たった5ミリ。
いつもより短くなっているその前髪は、おおよそは眉の高さに切り揃えられている…。
多分それも、四苦八苦しながら整えたんだろうと思うと……なんだかおかしくなってきた。
この前髪を見られたくなくて、ボクを避けてたなんて―――もっと笑える。

「……先輩?」
まだ額を押さえたまま春歌はボクを見上げる。
たかが前髪くらいで……って、口にしそうになって、ボクはあわてて口角をあげた。
「ボクは怒ってるんだよ、分かってるの?」
「………はい…すみません…」
「――――ボクを避けるなんて10年早いよ。とりあえず、」
ボクは罰として、彼女の両手をとって彼女が必死になって隠しているものから引き離した。
あらわになったパッツンな前髪は……これはこれで味があって良いようにも思えたけれど、再び羞恥に耳まで赤く染まった春歌は、ちょっと可哀そうだけどとても可愛いかった。


「もうちょっと見られるように、ボクがハサミをいれて整えてあげるから、打ち合わせに戻るよ」
「ぇ………」
「それと。いくら協力を申し出てきたからって、ショウやナツキを使わない事。分かった?」
「/// はい」
差し出したボクの手にためらいなく重ねられる柔らかな手…。
ボクはその手をギュッと握りしめて、彼女を連れて歩き出した。


 THE END



□ベルル的言い訳□

藍ちゃんがこんなにアクティブに動くのか?というギモンを抱きつつも、「ねつ造だからいいか♪(楽観的)」と妄想続行してしまいましたm(__)m。
ちなみに、前髪に関しては私もいつも切りすぎて後悔するので(というかつい最近も後悔したので:苦笑)、ほろ苦い気分で書きました。

いくつか関連CD(のドラマパート)を聞いて、藍ちゃんのブレのないクールな口調にニヤニヤしてます^^♪
藍ちゃんは歌声も可愛いし『アイドル感満載!』だし、このキャストを嵌めたメーカーさん凄いわ!って本気で思います(笑)。

あ”~、でも、この勢いだと うたプリ All Star のFDを買ってしまいそうで…ホント怖いわっ!


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自己紹介:
乙女ゲームもブログもまったくの初心者が管理人をしております。
お見苦しいところが多々あると思いますが、よろしくお付き合い下さいませ。

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