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いらっしゃいませ! このブログでは、カヌチ二次創作(緋色の欠片、ウィル・オ・ウィスプ、ラスエス3他)、乙女ゲームの感想など、管理人ベルルの暴走気味の妄想をつらつらと書き綴っております。現在「三国恋戦記」絶賛応援中です!!     -since 2009.7.25-
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ありがとうございます~~ヽ(^o^)丿

…で、また、ラスエス3 から、流聖いずみ(ED後)SSです~m(__)m

流聖はスマートなエロ??(笑)
誘い方はカッツェ1! さすが№1!!
それから、流石てらそまさんはセリフの扱いがお上手で。
特に語りかける口調や声音は、まるで本当に親しくなったかのような距離の近さを感じてしまいます!

そんな流聖との甘々EDに勝手な妄想~(^^)。
美容師さんって女性にじかに触れるお仕事だから………色々と、色々と妄想してしまいましたっ!!
2人がこんなだったらいいな… ♪ との思いも込めて。

それでは、お楽しみ頂けましたら幸いですm(__)m



「今日もお疲れさま」
閉店後、最後にフロアをモップがけしていると、隆治さんに後ろから抱きしめられる。
「ふふ…大きな子供みたいね、隆治さんったら…」
背中に感じる温もりと重みに……どうしてこう幸せを感じてしまうのだろう。

「いいじゃないか…俺はこうして、君を抱きしめている時が一番幸せなんだから」
低くかすれた囁きは……ゆっくりと私の心に沁み込んで。
想う相手に想われる喜びを与えてくれる。

「いずみ…?」
吐息が耳や首筋にかかってくすぐったい。
「くすぐったいわ…隆治さん。―――それに、その囁きも禁止です。お客さんがその気になっちゃうでしょ」
なんだか振り返る事が出来なくて、慌てて誤魔化すように突っぱねてみたりして。

「ははは、君以外にはこんな事…しないよ。……んん?少し…髪が疲れてるのかな?おいで…シャンプーしてあげるよ」
「ひゃっ…!」
肩にかかる髪の毛を軽く持ち上げられるとゾクゾクしてしまって…軽く身ぶるいした私を隆治さんはにこやかに見つめる。

「もぅ…今の、わざとでしょっ!」
「くす…いずみは首筋が弱いから………シャンプーもドライも、他の奴には任せられないなぁ…」
そうやっていたずらっぽく笑いながら言うから、何か言い返したいのにうまく言葉が見つけられなくて。
釈然としない表情(かお)をしてる私の手をひいて、隆治さんはシャンプー台まで連れていく。

「それじゃあ、失礼しますよ?お姫様」
「店長さんにシャンプーしてもらうなんて、贅沢ね…?」
「そうかい?…君専属の美容師なだけだよ?」
そう言って手櫛で軽く私の髪をまとめるとシャワーを出して髪を濡らし始める。

「お湯は?…熱くない?」
お店ならここで顔にタオルとか掛けるんだけど私のシャンプーをする時、隆治さんはタオルをかける事は無い。
「大丈夫…。………ねぇ?」
「ん?」
「どうして…タオルをかけないの??」
「さぁ…どうしてかな?」
何度か聞いてみたことはあったけど、はっきりと答えてくれた事は無くて。
私はまた頬を膨らませてみる。
「隆治さんって……時々意地悪よね?…他愛もない事には特に…」
「そうかな?」

シャンプーの香りと泡でいっぱいの髪を揉む音……それからゆるやかな息遣い…。
強弱をつけて地肌を揉みほぐす隆治さんの指があまりにも心地よくて、私はいつも深く溜息をついてしまう…。
「…気持ちいい…?」
耳元に唇を寄せてほとんど吐息のような声で囁くから……。
私の心臓はまた大きく跳ねて、速く打ち出してしまう。

「さ、囁きは禁止って言った…のに……」
まるで出会った頃のように…距離が近づくたび触れ合うたびに喜びに満たされて、隆治さんをもっともっと感じたくなる…。
「ねぇ………もっと…続けて…?」
夢見心地になって思わずそう強請(ねだ)っていた。

「いずみ?…大丈夫かい?シャンプーの匂いに酔った??」
「ん……へいき…」
いつも以上に時間をかけてシャンプーをしてもらっている間、私があんまり大人しいものだから隆治さんは心配になったらしくそう声をかけた。
そして手早くすすぎを終えるとすぐに椅子を起こしタオルドライしながら私の顔を覗き込む。

「本当に平気?」
「……酔ったんじゃないわ………逆上せたの///」
「ん?」
「貴方のシャンプーに…」
流石に恥ずかしくて顔を赤くしながら私がそう言うと、隆治さんも照れたように笑いながら、
「感じたんだ…?」
そんな風に囁くから……。

「もう…!囁き禁止!…あと、シャンプーもダメ…!!」
こんなシャンプーをされたら、きっと誰でも貴方に堕ちて行くから。
我ながら独占欲が強いものだと呆れてしまうけれど、この感情を押さえる事なんて出来なくて、思わずそう言った私を隆治さんは笑いながらその胸に抱き込んだ。

「だから……言ってるだろう?いずみだけだよ…こうして囁くのもシャンプーするのも、それから―――俺を感じて欲しいって想いながら触れるのもね?」
「…っ…」
「ほら、大人しくして…」
腕を突っぱねて隆治さんの腕を解こうとしたけど到底敵わなくて。
そんな私を逆に力強く抱きしめて、隆治さんは私の首筋に顔を埋める。

「!……っ…んん…」
「――――さっきの話だけど……」
「ぇ…?」
「…シャンプーの時、タオルをかけないのは…」
私の首筋に緩く舌を這わせながら―――隆治さんは低く甘い囁きを落した。


―――俺のシャンプーに蕩けるように酔う君を見ていたいからだよ…


THE FIN

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乙女ゲームもブログもまったくの初心者が管理人をしております。
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