はうぅ(>_<)……更新が不規則で本当に申し訳ないです…m(__)m
今回はこの間の KISS ME …?をUPしてから気づいたことを、フォローしてみました^^。
言葉足らずで申し訳ないです。
「先輩!」
「……おぅ…なんだ?」
放課後…屋上で昼寝を決め込んでいた真弘に珠紀はズイと詰め寄った。
「先輩…私に隠してる事、ありますよね?」
珠紀の言葉に真弘はんー?と首をかしげる。
「―――弁当の唐揚げ、喰った事か?」
「違います!」
「―――じゃあ………さっきまで1年女子を、眺めていた事か…?」
「違います!!…でも、そんなの眺めないで下さい!!!」
「……じゃあ、何なんだよ?そうそう俺様だって、隠し事はしないぜ?」
少し面倒臭そうに真弘が言うと、
「………昼間…言った事、憶えてますか!?」
「…昼……??」
「―――先輩は、玉依の力がなければ覚醒できないって…言いましたよね?」
「………………」
「言いましたよね!!??」
「お…おぅ…」
珠紀の勢いに真弘は渋々頷く。
「///―――私、思いだしたんです。ロゴスの洋館で、アインとツヴァイが戦った時、先輩…覚醒した状態で私を守ってくれましたよね?…私とは、手すら握ってなかったのに!!」
珠紀がそう言って詰め寄ると、真弘は視線を逸らしボソリと呟いた。
「……チ…バレたか……」
「○&△$□△%¥!?」
意外にあっさり自分の策略を認めた真弘はそこでニヤリと笑い、返す言葉を探している珠紀の腕を引き自分の胸に抱きいれた。
「せ…先輩!?」
「ま、そう怒んなって…いいだろ?たまにはそーいう事があったってよ?」
「な…!そーいうことって何の事ですか!!」
「俗に言う…バカップルみたいな、くだんねー遣り取りって奴をよ?…やっと…平和になったんだしさ?」
「……………もう…先輩…?…そーいう言い方は、ズルイですよ…」
真弘の言葉に珠紀は振り上げた拳から力を抜いた。
それからそのまま真弘に体を預け、
「…でも、じゃあ……今度はちゃんと、守護者の姿…見せてくださいね?」
「―――気が向いたらな…」
「もう、先輩の意地悪!」
頭の上から真弘の笑い声がする。
秋の深まった高い高い空の下…お互いの温もりの心地よさに酔いながら、ようやく訪れた平和と穏やかなひと時を噛みしめ、真弘の言うような…こんな下らないやり取りがとても愛おしいと、珠紀は心の中で頷いた…。
-終-
覚醒状態になるためには常に珠紀との口接けが必要…みたいな言い方を真弘先輩にさせてしまったので…そのフォローです(^^ゞ。(byベルル)
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現在お礼文3件UPしています!
(超小ネタSSSより OZMAFIA1・緋色1・
ブラコン1・2013.8.13.)
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お見苦しいところが多々あると思いますが、よろしくお付き合い下さいませ。
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