ＬＩＰ ＣＲＥＡＭ （如月敬吾×天野セリ）

スト☆マニ　＞　敬吾セリ　です(^^♪

アルカナ・ファミリアは１人攻略して、中断してしまいした（苦笑）。

そしてスト☆マニ（PSP）/D3P をＰＬＡＹ中（＆如月敬吾攻略完了）です！

これがね、とっても難しくて……(>_<)

攻略サイト様、いつもありがとうございますヽ(^o^)丿

お陰さまでなんとかＢＥＳＴ　ＥＤ　に辿り着けました～＾＾。

兎に角「探索パート」が手間なのと、会話パートでの好感度の ↑ ↓ が 読めなかったので苦労しました。

このゲームは今のところ 後一人攻略して、ＰＬＡＹ終了予定です。

が、とにかく如月先輩にキャラ萌えしてしまいましたので、とりあえずＳＳを（笑）。
（フルネーム表記なのは、ストーリーの大半をお互いに苗字で呼びあっているからです。
最後には名前呼びしてますが、しっくりこなかったのでフルネームにしてみました）


（ネタバレは無いと思うんですが）ＥＤ後設定ですので気になる方はご注意くださいませ。
それではお楽しみ頂けましたら幸いですm(__)m。

「あ、敬吾さん、待って！」
出かけようとする敬吾を、セリは玄関口で呼び止めて手を差し出した。
「何ですか？これは」
「リップクリームですよ。さっき唇が荒れてるって言ってたじゃないですか。　コレ、私も使ってますけど結構いいんですよ♪」
小さなスティックを手のひらにのせ、セリはずいとさしだした。
「敬吾さんがガサガサ唇だったら 『カンペキ』 のイメージも崩れちゃいますもんねｖｖ　えへ」
 
屈託なく笑うセリとリップスティックを見比べながら敬吾は口を開く。
「――――コレ、今、あなたもつけていますね？」
「え？　えぇ、、私も年中お世話になってて…！？」
セリがそう答えると敬吾は不敵に微笑み、リップスティックごと彼女の手をつかんで引き寄せた。
「敬吾さん！？」
「では遠慮なく…つけさせていただきます」
「！！っ……んん…！」
そのまま艶やかな彼女の唇に己をソレを重ね…角度を変え何度も何度も敬吾は彼女の唇を奪う。
 
「///　け、いごさ…」
ようやく解放されたセリは真っ赤になったまま恨めしげに敬吾を見上げた。
「おや、真っ赤になって……どうかしたんですか？」
「どうかしたって…！///　今の…」
しどろもどろになるセリとは対照的に敬吾の表情はとても楽しそうで……また良いように遊ばれたのだと思うと、かなり悔しい…。
 
「確かに、コレは具合がいいかも知れません。じゃ、コレ…あなたに預けておきますから、『いつも』 ちゃんとあなたの唇に塗っておくんですよ」
有無を言わせぬ笑顔でそう言って、敬吾はセリの手にぎゅっとリップスティックを握らせた。
「え、ちょ、敬吾さん…！？」
「では、いってきます」
動揺したままのセリの頬に軽く口付けると、敬吾はそのまま玄関の扉を開けて出て行った。
 
「/// ～～～っ（ちょ、それって…り、リップクリームは私の唇越しに塗るっていうこと～！？）」
呆然と見送るセリに更に追い討ちのような一言が耳に届く。
「……はぁ……お前、あの人の事をまだまだ分かってないな…」
「///　部長！？」
吐息まじりの呆れたような一言を残し、尽はセリの横をすり抜けて出て行った。
「（い、今の、部長に見られてたの～～！！？？）」
後に残されたセリは、尽に見られていた事実と、敬吾の思惑の二重の恥ずかしさに耐えるしかなかった…。


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