三国恋戦記SS > 孟徳花 です~(^^ゞ
過去に飛ばされた時の2人を……妄想全開でお送りいたします(笑)。
ってか、攻略キャラ中で一番過去での生活を楽しんでいたのは孟徳だったな、と思ったんです^^。
ので、本編よりも少し押し気味で…(^^ゞ
どんな状況でも、自分に有利に持っていくその考え方と行動力は彼の才能だと思います。
過去での孟徳のポジティブさには、本当に惚れ惚れするんですよ~。
是非、過去の世界から…10年かけて歩んだ道を、花ちゃんを伴って半分くらいに短縮してやり直して欲しい…と思ってしまいました。
それでは…お楽しみ頂けましたら幸いですm(__)m
―――あの本の…不思議な力で過去に飛ばされた私と孟徳さん…。
その日出逢った君貢さんのお宅に泊めてもらったその夜、信じてもらえないと思いながらも全部を説明した私の言葉を、孟徳さんはいともあっさり理解して。
「………うーーん…やり直す、となると、6…7年あれば十分、かな」
「―――あの、信じて…くれるんですか?私の話を」
その事実にむしろ私の方が信じられなくて、驚きを隠せない。
何なんだろう?この―――順応力と理解力の高さは…。
「だって…君はこんな嘘を言える子じゃないだろう?…実際、ココで起こっている事は、10年前にあったモロモロの事だしね♪ いいよ、君が一緒にいてくれるなら、50年前だろうが100年後だろうが、構わない…」
「………孟徳さん…」
「それに、過去であれ未来であれ……今やることは、ひとつだし!」
「え!? 今やること!?」
「そ!!花ちゃんと、いちゃいちゃするっ!!」
「!!きゃ…!」
そういって孟徳さんが私を寝台に押し倒す。
それにびっくりして、私は思わず声をあげていた。
「シーーッ、いくら新婚さんでも、他人様(ひとさま)の家で音をたてて睦みあっちゃ迷惑だからね…?」
そんなこと…!笑顔で言われたって…!
ち、違う!!
そうじゃなくて!!
「/// な…らっ……こんな…はなして、下さい…!大体、し、新婚…なんかじゃないですっ」
「んん?…だって、ホラ…もう、そう紹介しちゃったし。―――事実は後付けでも、結果がそうなら『本当のこと』と一緒だしサ♪」
「な、何を言っているのか、分かりません~~~」
孟徳さんの近さと、押し倒されている事実と、この後何をされるのかという混乱で、私はもう半ベソをかいてしまって―――。
……ちゅ…
「!!??」
不意に…額に柔らかな熱が触れるのを感じて目をあけると、いつもと変わらない笑顔で私を見つめる孟徳さんの顔…。
「ごめん、ごめん…悪ふざけが過ぎたかな…? でも―――」
いつのまにか押さえられていた手は自由になっていて。
それから、孟徳さんの温かい手が…ゆっくりと私の頬を撫でる…。
愛おしむように―――ゆっくりと。
「もうとく…さん…?」
「もしもこのまま、この世界で2人して生きていくなら―――いつか、そうなると思うよ? 俺は君の事が好きだし―――君も……そうだろう…?」
「/// そ、んな…」
余りにも一方的な…だけど………だけど抗えないその言葉に心臓が大きく震えた…。
「すぐに、分かるよ…」
優しい声音のままそう言って…孟徳さんはもう一度私の額に口接けた―――。
-終-
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現在お礼文3件UPしています!
(超小ネタSSSより OZMAFIA1・緋色1・
ブラコン1・2013.8.13.)
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お見苦しいところが多々あると思いますが、よろしくお付き合い下さいませ。
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