過去拍手SS です^_^。
ラスエス3 は本当に久しぶりですね~。
いや、このチームは夏には向かないと思います!
とにかく3人とも密着傾向にあるので、夏に書くには結構な集中力と体力が要るんです!!(笑)
書きかけがいくつかあるので、また折をみてUPしていくと思いますが、その時はお付き合い下さいませ~m(__)m
ちなみに、この話は2作目・3作目がUP済みです。
タイトルが共通テーマですね。
書くたびに長くなっていくのは……多分、柊さんがクセモノだからですよ(笑)。
とにかく一筋縄ではいきませんから…。
いずみちゃん、あんな人でいいんですか??(苦笑)
ま、好き同士ならいいか♪
ということで。
1作目は拍手用なので短めに仕上げています。
お楽しみ頂けましたら幸いです^_^
「あなたに会えない時間は、本当に心が冷えてしまいますねぇ」
そう言って待ち合わせ場所でいきなり、人目も気にせず私を抱きしめるものだから。
私は慌てて腕をつっぱねて柊さんから体を引き離す。
「ちょ……柊さん…!」
「おや、連れない…」
「な、何を言ってるんですか…!き…昨日も会っていたでしょう!? 大袈裟ですよ……」
「ふふ、正確には『今朝まで』ですよ…?」
「!…もう…」
確かにそれは事実なのだけど、改めて言われると気恥ずかしくて……私は頬に上る熱を自覚する。
こうして わずかな時間でも会えなかったことを、大袈裟なほどに表現して 会いたかったと 言ってくれるのはとても嬉しいけれど―――相手にそんな風に言われると素直になれない自分が居て…。
本当に恋愛ってムツカシイ……。
「何を考えているのですか?」
ふわりと鼻をくすぐるさわやかな香りが私を包み込む。
ちょっとした隙に 柊さんは私を捕まえてしまっていた。
「だから……どーしてすぐこんな、抱きつくんですか……!?」
「抱きつく? イヤですねぇ…抱きしめる…に訂正してください」
風情がないでしょう?…と頭の上から楽しげな声がして…。
柊さんは色んな意味で私をおもちゃにしている気がしてならない。
「…だから…どーして」
「どうしてだと思います?」
「うぅ……私の反応を見て面白がっているんでしょう?」
「ああ。それもありますね…」
さらりと返されて……分かっていた答えでも、実際に言われるとショックを受けてしまった自分に逆に驚く。
「もう……いいですから、はなして…」
「でも―――いとしい貴女をこの腕に抱いて何がイケナイと言うんです??」
「!!…ま……た、そんな……私をからかって…」
「おやおや…それでは―――私の匂いをこうして移している……というのはどうですか?」
「!?……え?」
そのまま更に腕に力を込めるものだから…私は柊さんの胸に、まるで刻み込まれるかの ようにぎゅぅうと押しつけられて。
人の目があるとか…そういう事を抜きにして、こんなにきつく抱きしめられたら妙に意識してしまって更に熱が上る。
「分かる人には分かるものでね?…男性の香りを身に付けた女性を、わざわざ口説く男は少ない―――ということですよ」
「ぇ…と……香り…付け…?」
「そう―――この女性(ひと)はわたしのものだと…ね?」
「な…ナンパなんて、ここ何年も遇ってないんですよ?」
「分からないですか?……わたしがわたしの所有の証を、貴女に付けておきたいんですよ…」
そうして力を少し緩めて私の顔を覗きこむものだから……。
「ふふ、耳まで真っ赤になって……可愛いですね…?」
艶然と微笑まれては 返す言葉も出てこなかった―――。
THE FIN
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現在お礼文3件UPしています!
(超小ネタSSSより OZMAFIA1・緋色1・
ブラコン1・2013.8.13.)
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お見苦しいところが多々あると思いますが、よろしくお付き合い下さいませ。
こちらで取り扱いますゲームの内容やそれに関連する創作SSに関しましては、製造元などとは一切関係がございません。あくまでも個人的に書き連ねているものですので、ご理解・ご了承のうえお楽しみ下さいませ。
なお、内容に関しましては無断転記等一切ご遠慮下さいますようお願いいたします。