過去拍手SS その2 です。
私の中で、ヒノカはなぜか人格分裂を起こしています…(爆)。
でも。
黒い子も白い子も…どちらも好きですよ♪
結局、あのビジュアルですからね。 どちらかに特色付けないと書けなかったのかも知れません。
でも…ほんというと「ヒノカ」でも、SS書いたんですよ……。
ただ、甘くもなく辛くもなく……ヤマもなくオチもない…(>サイアクじゃん!!)という、そんな話になったのですよ(^^ゞ
機会があれば…UPするとか、しないとか……。
それでは、ソチラからどうぞ!
……情けないな…また倒れたのか…。
目を覚ますと、見覚えのある天井が見えた。
アキの店の扉に手をかけたところまでは覚えている。
けど、その先の記憶がない…。
「…はぁ……」
やるせなさに大きく息をつく。
そして、思わず布団を頭からかぶった。
すると。
なんだか…いい匂いがする…。
「……アキさんの……匂い…?」
彼女のベッドを占領してしまっているのだから、当然と言えば当然だ。
「―――いい匂い……」
いつも使っている石鹸の香りだろうか…?
ほんのり香るこの匂いに包まれていると、まるでアキに抱きしめられているかのように思える……
「!!!…ぼ、僕は…なんてコト…!」
自分の思考にビックリして、ヒノカはガバ…と飛び起きた。
「あ…起きた?…ビックリしたよ?扉の前で倒れてるんだから…」
階下から上がってきたアキ…
「す、スミマセン!ご迷惑をおかけして…!」
しどろもどろのヒノカを制し、アキはベッドの脇に水差しとコップを置いた。
「さっきみたときは、もう大分熱もひいてたみたいだったけど…」
そしてヒノカへ顔を近づける。
「ア…アキさん…!?」
「…じっとしててね……」
至近距離まで近づく、アキの顔…。
ふわりと先ほどの優しい香りがヒノカの鼻腔をくすぐる…。
そして。
アキはヒノカの額にそっと自分の額をあてて熱を測った。
「ん……もぅ大丈夫そうかな?」
母親が小さい子にするようなその仕草を意識しすぎて、ヒノカは真っ赤になってしまった。
「あれ?…顔が赤いよ?ヒノカ君……?熱はなかったんだけど…」
おかしいね…?
小首をかしげるアキへヒノカは恨めし気に小さく呟いた。
「……誰のせいですか…誰の…」
THE FIN
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
現在お礼文3件UPしています!
(超小ネタSSSより OZMAFIA1・緋色1・
ブラコン1・2013.8.13.)
fxwill.com
お見苦しいところが多々あると思いますが、よろしくお付き合い下さいませ。
こちらで取り扱いますゲームの内容やそれに関連する創作SSに関しましては、製造元などとは一切関係がございません。あくまでも個人的に書き連ねているものですので、ご理解・ご了承のうえお楽しみ下さいませ。
なお、内容に関しましては無断転記等一切ご遠慮下さいますようお願いいたします。