過去拍手SS その1 です。
これを書いたときは、バージョン違いを書くとは思ってなかったんですよね……。
シンさんは、はっきり言ってオールマイティキャラです。
してほしい事全部、シンさんはしてくれます^^。
だから、シンさんのSSはやめられないんですよね♪
それでは…ソチラからどうぞ!
「やほーアキちゃん、来たよ♪」
いつものようにシンが店に顔を出す。
「あ、シンさん。こんにちわです」
剣を磨いていた手を止めて、アキがこちらをみた。そしてお茶を淹れるために立ち上がる。
「おや、仕事中…。あ、いーよいーよ、お茶なんて後で構わないから…」
「そーいうわけには…。あ、シンさん、怪我してます」
見ると右腕の二の腕の辺りに血が滲んでいた。
「ん、アレ?…あぁ、今日の稽古でかすったかな?」
「手当てします…!」
「大丈夫だよ、たいしたことないから、こんなの…」
「ダメです。血が出てるし、バイキンが入ったらどうするんですか…!」
そして薬箱を取り出すと、アキはシンの腕の傷の手当を始めた。
「やっさしーなー、アキちゃんは。……それに、とっても心配性だ…」
傷口を消毒して、薬草の葉を湿布して包帯を巻く…。
アキのその手つきを眺めながら、シンは幸せそうに笑って言った。
こうして構って貰えるのが嬉しいようだ…。
「そんな事ないですよ?……ふふ・・・それに、心配性なら、シンさんの方です…」
「え。俺…!?」
アキの言葉にシンは意外そうに目を丸くした。
「…そーかなぁ??」
「だって、私がお客さんに変なことされないように、毎日顔を見せに来てくれてるんでしょう?」
「………(アレ…ばれてる…?)」
薬箱を片付けながらアキは続けた。
「でも…」
「…ん?」
「シンさんが一番、危ないんですよね?」
いたずらっぽく笑いながらの一言…。
「……分かってるなら――話は早いよ…」
「え!?…キャ…」
手当ての済んだシンはおもむろにアキを抱き寄せキスをする。
舌を差し込まれた深い口接けにアキはあっさり惹きこまれる。
「…コレは、手当てのお礼……」
「…はぁ……シンさん…」
「そして、こっちは……」
更に息つく間も与えず、もう一度唇をふさぐ…。
先ほどよりも長く…舌で口内を愛撫され、アキはぐったりしてシンの胸にもたれかかった。
「…ん……も…シンさん!」
ようやく開放されてアキは恨めしげにシンを睨んだ。
するとその視線を気にする風もなく囁く。
「俺は君の番犬だけど…君にも咬みついちゃう悪い犬なんだ…♪」
THE FIN
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現在お礼文3件UPしています!
(超小ネタSSSより OZMAFIA1・緋色1・
ブラコン1・2013.8.13.)
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お見苦しいところが多々あると思いますが、よろしくお付き合い下さいませ。
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