……困った時のシンさん頼みです…(^^)
また仕事が忙しくて、中々書く時間もとれなくて(^^ゞ。
でもシンさんは、こう…イメージがもやもやしてる段階で書き始めても、なんとか着地点が見えてくるキャラなので、とっても書きやすいんですよね♪
それはやっぱりUPされる数にも出てくる訳で…(苦笑)
いや、やっぱりシンさんは素敵ですvv。
ということで。
お楽しみ頂けましたら幸いです(*^^)v
「…ねぇ……アキちゃん…?」
「………………なんですか…?」
「……なんか……怒ってる……?」
お伺いを立てるようなシンの声…。
それを背中で聞きながら、アキは黙々と帳簿をつける。
「えぇ……っと…………とりあえず俺は、何をやらかしちゃったか覚えが無いんだけど……何か拙いことしちゃってたら言って?」
「……………………シンさん…」
「はい!?」
「――――――チナキさんから……聞きました…」
「……な…何を…?」
そこでアキは手を止めて、ゆっくりと振り返りシンを見た。
「……また、チナキさんのお店で飲み過ぎて、つぶれて寝ちゃったって。……それから…」
そこでアキは言い淀む。
「や…でもっ…今回はチナキの店で物を壊したりしてないし…!―――えぇ…と、あの時は……そう!新人の女の子が介抱してくれたから、すぐ復活できたし!…ハ!!」
そこまで言ってシンは何かに気づいたようにアキを見た。
「…もしかして……妬いてる!?…アキちゃん!」
「!!/// ち、違います…!」
シンの一言に真っ赤になりながらアキは慌てて否定するけれど。
「可愛いなぁアキちゃん♪…介抱って言っても膝枕してくれたくらいだよ??」
「ひ…膝まくら!?」
「俺はつぶれてたから手も握ってないし、もちろん口説いたりしてないし!大丈夫!!…俺はケッペキだよ!あ……でも…アキちゃんのお膝なら、イケナイ事しちゃうかも♪」
「も…もぅ!シンさん!…茶化さないで下さい!!」
反省の色が無いばかりか、話を変な方へ持って行こうとしていたから…。
アキは思わず右手を振り上げていて。
その手はシンの頬に当たるはずだったのに。
パシ…
「!!」
「ふふん♪…『来る』って分かってたらわざわざ受けたりしませんよん♪」
アキの手首を掴んでその動きを封じ、シンは得意げに笑ってアキを引き寄せると自分の腕の中に彼女を抱き込んだ。
「シ、シンさんっ…ズルイです…!…放して…!」
「やーですよっ。放したらまた平手が飛んでくるんデショ?それに……今日はまだ、キミに触れてないし?」
そう言ってアキの顎に手をかけ、自分の方へ向かせる…。
まっすぐに見つめられて頬が上気するのを感じ、アキは懸命にその手から逃れようとするけれど、逃げる先が無く…。
「……素直に、ヤキモチ焼いちゃったって言えば、許してあげるよ…?」
耳元に囁きを落とされて、更に熱が顔に上がる…。
どうする…?とその瞳を楽しげに細め、シンはこちらを覗き込んでくる。
「~~~~~っ」
至近距離の緊張とこの後何をされるのかという緊張とで鼓動が速くなって。
頭の中で、必死に答えを探すけれど。
『ヤキモチ』…なんて言葉、今まで生きてきて口にした事なんてないし。
けれど。
何か言わなきゃ。
何か言わなきゃ…シンさんに切り返されないコトバを…!
―――でもそんなもの、思いつく訳なくて。
「……ぁの…」
「ブー!時間切れー」
「んっ…!」
とにかく何か言葉にしようとした瞬間に唇を塞がれて。
抗う間もなく舌を挿しこまれ容赦なく愛撫されて……その熱い刺激に徐々に力は失われる。
「…ッ……んん…」
「…ね………女の子のヤキモチ…俺は大好きだよ?」
熱い吐息と共に甘い声で囁いて、更にアキの感覚を煽るように首筋に舌を這わせる。
「/// …ンさん………こんな…ズルイ……!」
「男ってのは、こういうもんですよ……」
アキの言葉には耳を貸さず口接けは続き…。
そして力をなくしたアキを身体ごと抱きしめて、シンは低い声でそっと囁いた。
「キミをこんなに好きなんだから……許してよ…?」
♪BGM with 【Mr.Children:抱きしめたい】
……抱きしめたい 溢れるほどに 君への想いが 込みあげてく…
THE FIN
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現在お礼文3件UPしています!
(超小ネタSSSより OZMAFIA1・緋色1・
ブラコン1・2013.8.13.)
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お見苦しいところが多々あると思いますが、よろしくお付き合い下さいませ。
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