来ました! ウキツ兄さんです(^^)。
しかも!!
残念じゃないカンジです!!(爆)
いやぁ、いつもこんなふうにサラっと出てきてくれたら苦労しないんですがね…。
まぁ、これも性格ですから(^^ゞ。
ここしばらく忙しくて、ゲームも中々進まない中で!
今回は最速、30分強で書けましたよ!!
いや…新記録だわvv (短いですけどね^^)
ということで。
お楽しみ頂けましたら幸いです♪
スタスタと歩く後ろ姿。
手を伸ばせば触れることが出来るはず……。
一杯まで入った採取かごを持ち直し、アキは前を行くウキツにそっと手をのばして。
「!…っ」
慌て過ぎてもつれた足が自分の意思とは逆にバランスを狂わせる。
転けてしまう!!と思った瞬間に、がっしりとした腕に支えられた。
「……ウキツさん…!」
「ったく…目離しならねぇな、お前は…」
呆れたような…でも楽しげなその声音にアキはほっとして。
「だ、だって…ウキツさん、歩くの速いです…」
「……悪ィ……俺はこーいうの、慣れてねーからよ…」
少し照れたように頬を染め目線を逸らしたままそう言って、ウキツはアキの手から採取かごを取り上げる。
「ま、これでイーブンじゃね?コンパス分を差し引いてもな…?」
に、と笑われると…返す言葉をなくしてしまう。
表裏のないさっぱりとした彼の性格そのままの笑顔に、アキが見惚れている間に。
「じゃ、行くか」
あっさりそう言って、くるりと背を向け再び歩き出そうとする彼へ。
「ぁ…まっ…」
アキの手は自然に伸びて、はしっとウキツの服を摘んでいて…。
「!……なんだぁ…??」
くいと何かが引っかかる感じにウキツは振り返り、自分の服を摘むアキの姿を認める…。
「あ…、あの、…えっと」
「…………」
「/// …って…せっかく2人で出かけてるんですから…」
もじもじとアキが呟くような抗議をし。
「……だな…」
その言葉に、ウキツも小さく頷いて。
「じゃ、こーすっか!」
ぐいっと引き寄せられたかと思ったら。
絡み合うお互いの……指と指。
「えぇ!?」
突然の事に言葉を失うアキにウキツはさらっと、
「ま、手ぐらい繋いだっていいだろ…!」
耳まで真っ赤になりながらも、何でも無い事のように言うウキツがとても愛おしくて。
アキは頬を上気させたまま頷いた。
「じゃ、行くか…」
繋いだ手が解けないようにしっかりと握り、ウキツは歩き出す。
それについて歩きながら、アキは胸の内に呟いた。
「(……コレ…『恋人繋ぎ』っていうの…ウキツさんは知らないよね…?―――言ったら手を放してしまいそうだから…黙っておこう…♪)」
♪BGM with 【CHAGE&飛鳥:LOVE SONG】
……抱き合うたびにほら 欲張りになって行く 君が想うよりも 僕は君が好き…
THE FIN
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現在お礼文3件UPしています!
(超小ネタSSSより OZMAFIA1・緋色1・
ブラコン1・2013.8.13.)
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お見苦しいところが多々あると思いますが、よろしくお付き合い下さいませ。
こちらで取り扱いますゲームの内容やそれに関連する創作SSに関しましては、製造元などとは一切関係がございません。あくまでも個人的に書き連ねているものですので、ご理解・ご了承のうえお楽しみ下さいませ。
なお、内容に関しましては無断転記等一切ご遠慮下さいますようお願いいたします。