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いらっしゃいませ! このブログでは、カヌチ二次創作(緋色の欠片、ウィル・オ・ウィスプ、ラスエス3他)、乙女ゲームの感想など、管理人ベルルの暴走気味の妄想をつらつらと書き綴っております。現在「三国恋戦記」絶賛応援中です!!     -since 2009.7.25-
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カヌチバレンタインSS から???アキです^^。

あ”~、このタイミング!(>_<)
今まで数回登場いただいた…アノ人です!
っていうか、3000HITの区切りのSSが攻略外…て(ーー゛)
いいのかなぁ??(笑)

今回は私は素面でしたので、R指定じゃないですよ~♪
ただ、ホントに自分でもびっくりしたのが。
(ただのネタだったハズなのに……)なんかCP成立しちゃいました…(苦笑)。
世の中何が起こるか分からないものです……。

それでは。
攻略キャラではありませんが!
それでもいいよ、という方はソチラから、ドウゾ!!m(__)m


…攻略キャラじゃないですよ!!

よろしいですか!?


(反転でお願いしますm(__)m)
 



「―――このレシピ通りに、明日までに作るのよ!!」

そう言って渡された黒い粉とレシピ…。
ふんわりと甘い匂いを放つソレを、アキは言われた通り作り上げた。


「あら、今日の監視はカスガちゃんなのね」
「あぁ…フタバ殿か……久しぶりだな」
アキの店に入ると、お茶を啜っているカスガと出くわした。
「あ、フタバさん、いらっしゃいです♪」
「ふふ…例のブツは出来たかしら……って!あんた!!なにお茶請けに出そうとしてんのよ!!!」

アキの持つトレイに乗った小皿には、こげ茶色の丸い塊が2つ載っていて。
「え!?味見したら美味しかったので……ダメですか?まだありますよ??」
「ダメよ!!!」
ものすごい剣幕で詰め寄って、フタバはアキの持つトレイごと取り上げた。

「ああぁぁ…すみません、カスガさん。お茶請け、無くなっちゃいました」
「いや、構わん……それより」
席を立ちカスガはフタバを見る。
「……なによ…」
「いや…その……随分仲が良いのだなと思って…」

「いーでしょ!別に!!…さ、用が無いならカスガちゃんは出てって!―――これから、『女の子同士』の大事な話をするんだから♪」
「………………2人っきりだったら女の子じゃないじゃないですか…」
「―――――何か言った? ア・キ・ちゃ・ん?♪」
「ぃぇ……何も………」
声ににじみ出るフタバの微妙なドスに、アキは小さくなって答えた…。

「?どうかしたか?アキ・ミヤズ」
カスガが微妙な何かを感じ取ってそう問うと、フタバがニヤリと嗤って立ち塞がった。
「あら…何も無いわよ?……で?カスガちゃんは女同士の密談を立ち聞きする趣味でもあるのかしら??」
「!ぅ……いや、……分かった。それでは失礼する」
えらく挑戦的にフタバに吹っかけられて、納得のいかない顔のまま渋々カスガは店を出て行った。
それを見送って扉の内側から鍵をかけると、フタバは大仰に肩をすくめて見せた。

「ふーーっ危ない危ない…。意外に鋭いわね…カスガちゃんは」

「……………あ…の…」
「さ!……おイタをした悪い子には…お仕置きが必要よね??」
ぎくりと肩を震わせて、アキは恐る恐るフタバの顔を窺う。
「あんた…さっき、な~んて言ったかしら?」
「キャ……だ、だって…!ホントの事……っんん!」
アキの手首を掴み引き寄せると、抗議の声をあげるその唇を強引に塞ぐ。
「ん……ふぁ……」
そして執拗に舌を絡ませて彼女の思考も理性も奪い取る。
 
「…まったく……手間をかけさせてくれるじゃない??せっかく今日は、和気あいあいと楽しく甘いモノをつまもうと思っていたのに…」
「………きょう……?…なにか…あるんですか…??」
フタバの胸に体を預けながら、ようやくアキはそれだけ口にした。
「―――あんたにレシピを渡して作らせたアレね…ちょこれーとって言うの。…今日はあれを好きな人にあげる日なのよ」
フタバはしれっとそう答えた。

「ぇ……」
「……………」
「……………」
「………ちょっと……何か言うことは無いわけ?」
「だって…………それって……つまり……」
「あんた――――天然なのも大概にしてくれる? 好きでもない女を抱くわけないでしょ!!このアタシが!!!!」
「///……ぁの……えと…」

半ばキレ気味のその言葉に、アキは更に顔を火照らせる。
それはまぁ、思いもよらない事だろうけど。
ただフタバに関しては、ずっとその連続だった訳だが…。

「―――まぁ…ね。……女同士でちょこを交換するのは『友ちょこ』って言って…」
「/// フタバさんは私にこういう事してますけど……女の子なんですよね?」

「――――――『あんた限定』で……本性出ちゃってるわね…」
「それって――――///  私だけの……フタバさん…?」
控えめにアキがそう問うと、フタバは真剣なまなざしをこちらに向ける。

「そーみたいね。で、どうなのよ?…アタシはあんた以外に限定解除、する気はないんだけど―――」

目と目を合わせて…。
触れ合わんばかりの距離で。
アキは頬を染めたまま、唇を小さく動かした。

 ス キ  ―――

「いい覚悟だわ♪」
それに応えるようにフタバはニヤリと嗤うと、傍にあったちょこれーとを口にして、そのままアキに口移しで与えた。
「ん…」
「しっかり味わいなさい……友ちょこ本気バージョンよvv」
そして甘い吐息を絡ませ合いながら…深いキスを重ねた。

これでもう―――後戻りはできないんだからね…?


THE FIN

 


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乙女ゲームもブログもまったくの初心者が管理人をしております。
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