ご主人さま………だよね？？

Ｂｌｏｏｄｙ　Ｃａｌｌ　＞　黎明を２巡目しました＾＾

いや…やっぱり……なんてーか、その…(^^ゞ。
―――双子のルートは期待度が高かっただけに…。
やっぱり物足りなかった（苦笑）。

それでも、うん。
悪くないかも…デス。
やっぱメインを張るだけあって、お声もいいですしね^_^

以下、ネタバレ含みます。
ご注意くださいませm(__)m

（ネタバレ含みます。反転でお願いします）


黎明はですね。
う～～～～～ん、本当はまだ、全然「自分」を生きて無いんだなぁって思いました。
与えられた役割の為に生きている…そんな感じです。
そしてそれは、双葉と想いを通じ合わせても何となく感じてしまって……それは私の見方がひねくれている所為かも知れませんが。

司狼の所でも書きましたが、黎明はＮＥＤＥによって生み出された人工生命体…。
厳然たる「生まれた理由」があって、「生かされている」事実があって、そしてその前提から逃げ出して、ようやく与えられた自由と自我に戸惑っている―――そう見えるんですよ。
司狼は逆にそれに縛られ、それを意識しつつも反発し、自分を確立しようと躍起になっている…そんな印象です。
だからこそ２人の対比は意味を為し、その奥深さに感心してしまったのですが。

他のキャラと一線を画す２人のストーリーは、テーマがテーマだけに今回の展開では…物足りなかった。
それだけは、何度ＰＬＡＹしても言えるんですね。

でも。

黎明個人のキャラクターだけを探っていくと結構楽しいです＾＾。
特に他ルートに出てくる彼は、めっちゃ嫉妬深いですし、容赦ないし…（苦笑）。

それに、ありがちですけど…アルコールがダメだと渋々告白するシーンは、お腹を抱えて笑いました！
「忘れてください」としつこく要請する黎明と、「玉ねぎの皮をむいてください」とお仕置きを課す黎明は、可愛くて最高です♪
キャラが活きてるって、こういうことを言うんでしょうね～＾＾。

…とにかく、フライコールもボスの存在も双葉の存在も…彼にとっては生きる理由…。
存在そのものに忠誠を誓っている…そう見えてしまうので（多分ソコは狙って作っているんでしょうけど）、双葉への告白も…中世の騎士のようなんです…。

「あなたを守る役目を僕にください…。……僕の武骸―――フレースヴェルグを、あなたの為だけに使わせてください」

「これからはあなたを、主としてではなく……１人の大切な女性としてお守りします」

…いや、そうは言ってもやっぱりご主人さまなんでしょ？（笑）　敬語だし…って思ってたら！
やっぱりですよ！　ＥＤ後のエピローグで…

「……外野が何を言おうと、僕の主人は双葉、あなた以外にはいません…」

言っちゃってるよ～(>_<)
ホラ、やっぱりご主人さまじゃん！！って、ＰＣに向かってマジに突っ込んでました（苦笑）。
主と従者…であるならば、妄想出来なくもない…（＜コラ！）


余談ですが―――このルートで私の目を引いたのは、黎明でも司狼でもカインでもなく。

あり得ないくらいに強いジン！！（爆）

いや～、ＮＥＤＥのボスを張る位ですから、本来の彼の戦闘能力であれば当然といえば当然なのですが。
半端なく強いんです（笑）。
ていうか、他のルートで弱すぎる…(ーー゛)
ジン自身のルートでさえ…いや、ま、ジンのルートでは、傀儡として存在する事実を踏まえると納得できないことも無い――実は半綺でなく人間だったということも明かされている訳ですからね。
いやホント…。
ＮＥＤＥのボスらしいジンを見たい方は是非！黎明ルートに入られることをお勧めしますヽ(^o^)丿