感じがうまくつかめないまま、書き進めてしまいました(*^_^*)
正直に言うと、もっともっと長くなりそうだったので少し切り上げました。
ここのところ長めの文章が続いたので…さらっと読めて、気持ちニヤリと出来ればいいなぁと思ったりして^^。
たまにはこの矢印でも良いかなぁと。
恋戦記では公瑾花ばっかり書いてしまう…。
ホントはもっと孟徳も書きたいし(元譲編含む:笑)、玄徳や子龍だって書きたいんですけど~(^^ゞ。
とにかく書きたい事が多すぎる!!>公瑾!
こればっかりはしょうがないですね…(苦笑)
それでは…。
お楽しみ頂けましたら幸いですm(__)m
いつのまにか感じる肩への重みに気付いて、花はそっと顔をあげ隣りを窺う。
サラリと軽く流れ落ちる髪がかかっていたがその瞳は閉じられ、端正な顔立ちはより一層の秀麗さを増したように見えた。
(公瑾さん―――少し、顔色悪いかな…? 昨日は徹夜だったって言ってたっけ…。 せっかくだから、もう少し寝かせてあげたいな…)
少しだけ時間があるからと、庭の木の根元に並んで座り書を読む練習をしていた。
花が声に出して読み上げ、文章に詰まると公瑾が隣りから正しい読みを教え…という事を繰り返していたのだが、花が詰まることなく2頁ばかり読み進めている間に、公瑾は眠りに落ちてしまったようだ。
どうやらここ数日かなり多忙だったようで、その疲れが出たのかも知れない。
(そういえば…公瑾さんの寝顔を見るのって、久しぶりだな♪ あの、矢傷をこじらせて以来かな?…あの時は―――高熱が出てひどくうなされていて、本当に苦しそうで…。 見ているこっちも凄く辛かったけど。…良かった…今はとても穏やかな顔をしてる)
少しだけ身体をずらして公瑾の顔を覗き込む。
あの時のように痛々しい表情ではなくて、少し―――微笑っているかのように安らかな顔をしていて、呼吸も深く規則正しく紡がれている。
(―――心の枷が、少しは軽くなったかな? それが…『私といるから』だったらいいな///)
哀しい想いも辛い思い出も…早々簡単には拭えるものではないだろうけど、今、この寝顔を見る限りでは、あの頃のように思い詰め、自分を追い込んではいないように見える。
「―――公瑾さん……私は、ずっと貴方の傍にいますから、ね?」
それが花の願いであったし、公瑾の為にできる唯一の事だと思うから。
この世界で、貴方の傍で、貴方を見つめて生きて行くことを選んだのだ…と。
公瑾の寝顔に花がそぅっと囁くと、夏の終わりの気怠るげな風が木立を吹き抜けて、はらはらと終わりかけの百日紅(さるすべり)の花弁を舞い散らせた。
「…ぁ…」
いくつかの紅い花弁が、公瑾や花の頭や肩や膝に降ってくる。
「ふふ…公瑾さん、お花も似合うって言ったら、怒るかな?」
美しいその顔を彩るように散り落ちた紅い花弁。
髪についたその1つを取ってあげようと手を伸ばしたその時、公瑾の瞼が微かに揺らぎ、もたれていた頭が花の方へ傾いだ。
「!!っ…(―――公瑾…さん…)」
吐息が触れ合わんばかりの距離に―――花は一瞬で心奪われる。
(―――ふれたい……)
想い人との、余りに近いその距離を意識した途端に。
沸き起こったその衝動が花の理性をも支配した…。
―――触れたい。
その唇に……。
そこに宿る熱を。
感じたい―――。
息をつめ、そっと、そっと顔を寄せて…。
自分の顔を火照らせるその熱が、相手にも伝わるんじゃないかとヒヤヒヤしながら。
(お願い…まだ、目を開けないで……)
キュと目を閉じて。
唇を、触れ合わせる…。
その一瞬はまるで永遠のようにさえ思えた―――。
そうして…花は唇を離したあと恐る恐る公瑾を窺う。
先ほどと変わらずまだ眠りに落ちているその様子に胸を撫でおろし、
(良かった…まだ、眠ってる……。 公瑾さんの唇…少しひんやりしてた… /// って!! 私…今…公瑾さんに何したの!?)
自分の行動を思い返して驚きに心臓が止まるかと思った。
(い、言えないから…! こんなの絶対!誰にも言えないから!!―――公瑾さんの唇を盗んだ、なんて……絶対に、秘密…!…秘密なんだから…!!)
恥かしさや驚きや…その他諸々の感情に混乱しながらも、未だ無防備な寝顔を見せる公瑾を前に花は固く心に誓った。
―――その誓いをいつまで守ることが出来るのかは、花自身にも分からないのだけど…。
-終-
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現在お礼文3件UPしています!
(超小ネタSSSより OZMAFIA1・緋色1・
ブラコン1・2013.8.13.)
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お見苦しいところが多々あると思いますが、よろしくお付き合い下さいませ。
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