暑いって…嫌ですね!
肉体的にも精神的にも、生きるのがやっと…という感じで日々を過ごしてしまいます(苦笑)
今日とかは結構涼しく感じられたので、これからやっと「秋」かぁと思うと…凄くほっとしますねぇ~^^。
そしてSSはSLから、タクミ由奈です。
ようやく書きあげた一本なんですが、しばらく書けなかったからか凄くこう…文章にするのが難しかった(-_-メ)
いえいえ、私の能力不足は重々承知してますが。
自分でもやんなっちゃう(*^_^*)
それでは…さらっと流し読みで大丈夫です^^。
お楽しみ頂けましたら幸いですm(__)m
「えぇと…えぇと……」
さっきから、同じ所でシャーペンの動きが止まっている。
トントントン…
急かせるように指先で軽く机を打つと、彼女の表情には焦りの色が浮かぶ。
「ふぅ……ココは、代数を入れたらいいんだってさっき言ったでしょ?」
「ゴ、ゴメンナサイ…」
期末試験前。
試験範囲を教えてもらう名目で彼女の家まで来てみたら、試験勉強なるものを誘導されたんだけど。
数学の練習問題であっさり返り討ちにしたら、今度は何故か俺が彼女に教える羽目になっていた。
どうやら彼女の思惑とは違う展開らしいけど、これはこれでまぁいいのかな?
俺に―――遊ばれてる状況に、変わりはないしね…?
「基本さえ押さえれば数学は簡単。 そもそも答えは一つしかない…。しかも、問題を解くための公式まである。 楽勝でしょ?」
俺がそう言うと彼女は分かりやすく表情を曇らせ、
「それは…そうなのかも知れないけど」
「『けど』、なに?」
言い訳しようとするその言葉尻を掴んで突っ込んでみると。
「…なんでもありません……」
ぷぅと頬を膨らませてそう言った。
ホントに。
そういった子供っぽい反応がいちいちツボに来るんだよね。
どうしてくれようか?
この―――可愛いイキモノ…。
目の前で再び問題に取り組み始めたその様を見ながら、ふと気がついた。
そう言えば、今日は親の帰りが遅いって言ってたっけ…。
あぁ、もしかして…。
「ねぇ―――」
「!? タクミくん!?」
顔にかかっていた髪を耳にかけてあげながら、そっと顔を近づけて、
「そんなに緊張しなくても、今ここでどうこうしようなんて…思ってないからね…?」
「ひゃ…!」
可愛らしい耳に息を吹きかけながらそう囁くと、案の定、肩を揺らし見る間に真っ赤になって彼女はこちらを見た。
「ほ~んと、由奈は分かりやすいよね…。さっきから微妙に集中できてなかったのは、俺と二人っきりだって…意識してたからなのかな?」
「ち、違うもん! タクミくんが、こーいう事するから進まないんだよ…!」
「ふーん?…そーいう事、言うんだ?」
「!キャ…!」
意地悪したくなってそのまま耳たぶを甘噛みしてやると、息をのんで体を強張らせてしまった。
あぁ―――、やりすぎちゃったカナ?
しょうがないな、ここは折れてあげよう。
「補習を受けるとさぁ…休みの後半はほとんど遊べないんだよね~」
「え!?」
「ナツヤスミ――― 君といっぱい遊ぼうと思ってたんだけど……」
イキナリ現実的なことを言われてついていけない、と言わんばかりの表情になった彼女の肩を抱き寄せてやると…体を強張らせたままトンと胸に頭を預けてきた。
どーしていいか分からないっていうこの反応が、可愛いんだよね♪
「俺と、遊びたくないの?由奈は」
「………」
「ゆ~な~? ……聞いてる??」
声を低く抑えて更に囁くと、肩を少し揺らしてそっと顔をあげた。
その瞳が少し潤んでいるように見えて、こっちが惹きこまれてしまう。
「…あ…遊びたいよ…タクミくんと、いっぱい…!」
「じゃあ、赤点とらないように勉強しなよ? 折角この俺が教えてあげてるんだからさぁ?」
「う、うん」
「赤点とったら、補習じゃない日も遊びに行きませーん」
「えぇ!?そんなぁ…! せっかくの夏休みなのに…!」
残念そうなその顔……いいねぇ、もっと翻弄したくなる…。
「そ、の、か、わ、り、赤点回避出来たら、いっぱい遊んであげるよ? 忘れられない夏にしてあげるから――――頑張って?」
そして―――唇の感触も分からないくらいの…かすめ取るようなキスをした。
「!!…タ、タクミくん…///」
ますます赤くなってしまった彼女を、このまま食べてしまいたい気にもなったけど。
いつまでもそんな姿を見ていたいっていうのも本音だから。
「由奈が必死になって勉強すればするほど、俺と色んなコトをしたいって事だもんね? 楽しみだなぁ…ナツヤスミ♪」
「っ…そ、そんなこと、言ってないよ!タクミくん!」
ようやく理性が働くようになったのか、懸命に切り返してくる。
けど。
そーいう返しも想定済みなんだって♪
「俺と色んなコト、したくないなら…赤点取ったらいいんだよvv さて、と。それじゃ、教えることは教えたし―――後は由奈一人で頑張ってね~」
そう言って彼女の身体を解放してやると、見上げるその瞳には縋るような光が揺らいで見えた。
ふふ…戸惑ってる、戸惑ってる。
近づきたいのに近づけないような。
触れたいのに触れられないような。
もどかしくて、でも前に出るには今一歩覚悟が足りなくて。
どうしていいか分からない……でも、どうしたいのかは分かってる…。
君のそーいう顔が、大好きなんだ。
けどさ。
そんなに難しいコトじゃないデショ?
答えなんて―――最初から決まっているじゃない。
そんな彼女の耳元で、俺は誘うように囁いた。
「俺は―――楽しみにしてるからね…?」
THE END
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現在お礼文3件UPしています!
(超小ネタSSSより OZMAFIA1・緋色1・
ブラコン1・2013.8.13.)
fxwill.com
お見苦しいところが多々あると思いますが、よろしくお付き合い下さいませ。
こちらで取り扱いますゲームの内容やそれに関連する創作SSに関しましては、製造元などとは一切関係がございません。あくまでも個人的に書き連ねているものですので、ご理解・ご了承のうえお楽しみ下さいませ。
なお、内容に関しましては無断転記等一切ご遠慮下さいますようお願いいたします。