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いらっしゃいませ! このブログでは、カヌチ二次創作(緋色の欠片、ウィル・オ・ウィスプ、ラスエス3他)、乙女ゲームの感想など、管理人ベルルの暴走気味の妄想をつらつらと書き綴っております。現在「三国恋戦記」絶賛応援中です!!     -since 2009.7.25-
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STORM LOVER SS > タクミ由奈 ですm(__)m

暑いって…嫌ですね!
肉体的にも精神的にも、生きるのがやっと…という感じで日々を過ごしてしまいます(苦笑)
今日とかは結構涼しく感じられたので、これからやっと「秋」かぁと思うと…凄くほっとしますねぇ~^^。

そしてSSはSLから、タクミ由奈です。
ようやく書きあげた一本なんですが、しばらく書けなかったからか凄くこう…文章にするのが難しかった(-_-メ)
いえいえ、私の能力不足は重々承知してますが。
自分でもやんなっちゃう(*^_^*)

それでは…さらっと流し読みで大丈夫です^^。
お楽しみ頂けましたら幸いですm(__)m


「えぇと…えぇと……」
さっきから、同じ所でシャーペンの動きが止まっている。
トントントン…
急かせるように指先で軽く机を打つと、彼女の表情には焦りの色が浮かぶ。
「ふぅ……ココは、代数を入れたらいいんだってさっき言ったでしょ?」
「ゴ、ゴメンナサイ…」
期末試験前。
試験範囲を教えてもらう名目で彼女の家まで来てみたら、試験勉強なるものを誘導されたんだけど。
数学の練習問題であっさり返り討ちにしたら、今度は何故か俺が彼女に教える羽目になっていた。
どうやら彼女の思惑とは違う展開らしいけど、これはこれでまぁいいのかな?
俺に―――遊ばれてる状況に、変わりはないしね…?

「基本さえ押さえれば数学は簡単。 そもそも答えは一つしかない…。しかも、問題を解くための公式まである。 楽勝でしょ?」
俺がそう言うと彼女は分かりやすく表情を曇らせ、
「それは…そうなのかも知れないけど」
「『けど』、なに?」
言い訳しようとするその言葉尻を掴んで突っ込んでみると。
「…なんでもありません……」
ぷぅと頬を膨らませてそう言った。
ホントに。
そういった子供っぽい反応がいちいちツボに来るんだよね。
どうしてくれようか?
この―――可愛いイキモノ…。

目の前で再び問題に取り組み始めたその様を見ながら、ふと気がついた。
そう言えば、今日は親の帰りが遅いって言ってたっけ…。
あぁ、もしかして…。
「ねぇ―――」
「!? タクミくん!?」
顔にかかっていた髪を耳にかけてあげながら、そっと顔を近づけて、
「そんなに緊張しなくても、今ここでどうこうしようなんて…思ってないからね…?」
「ひゃ…!」
可愛らしい耳に息を吹きかけながらそう囁くと、案の定、肩を揺らし見る間に真っ赤になって彼女はこちらを見た。
「ほ~んと、由奈は分かりやすいよね…。さっきから微妙に集中できてなかったのは、俺と二人っきりだって…意識してたからなのかな?」
「ち、違うもん! タクミくんが、こーいう事するから進まないんだよ…!」
「ふーん?…そーいう事、言うんだ?」
「!キャ…!」
意地悪したくなってそのまま耳たぶを甘噛みしてやると、息をのんで体を強張らせてしまった。
あぁ―――、やりすぎちゃったカナ?
しょうがないな、ここは折れてあげよう。

「補習を受けるとさぁ…休みの後半はほとんど遊べないんだよね~」
「え!?」
「ナツヤスミ――― 君といっぱい遊ぼうと思ってたんだけど……」
イキナリ現実的なことを言われてついていけない、と言わんばかりの表情になった彼女の肩を抱き寄せてやると…体を強張らせたままトンと胸に頭を預けてきた。
どーしていいか分からないっていうこの反応が、可愛いんだよね♪
「俺と、遊びたくないの?由奈は」
「………」
「ゆ~な~? ……聞いてる??」
声を低く抑えて更に囁くと、肩を少し揺らしてそっと顔をあげた。
その瞳が少し潤んでいるように見えて、こっちが惹きこまれてしまう。
「…あ…遊びたいよ…タクミくんと、いっぱい…!」
「じゃあ、赤点とらないように勉強しなよ? 折角この俺が教えてあげてるんだからさぁ?」
「う、うん」
「赤点とったら、補習じゃない日も遊びに行きませーん」
「えぇ!?そんなぁ…! せっかくの夏休みなのに…!」
残念そうなその顔……いいねぇ、もっと翻弄したくなる…。
「そ、の、か、わ、り、赤点回避出来たら、いっぱい遊んであげるよ? 忘れられない夏にしてあげるから――――頑張って?」
そして―――唇の感触も分からないくらいの…かすめ取るようなキスをした。

「!!…タ、タクミくん…///」
ますます赤くなってしまった彼女を、このまま食べてしまいたい気にもなったけど。
いつまでもそんな姿を見ていたいっていうのも本音だから。
「由奈が必死になって勉強すればするほど、俺と色んなコトをしたいって事だもんね? 楽しみだなぁ…ナツヤスミ♪」
「っ…そ、そんなこと、言ってないよ!タクミくん!」
ようやく理性が働くようになったのか、懸命に切り返してくる。
けど。
そーいう返しも想定済みなんだって♪
「俺と色んなコト、したくないなら…赤点取ったらいいんだよvv さて、と。それじゃ、教えることは教えたし―――後は由奈一人で頑張ってね~」
そう言って彼女の身体を解放してやると、見上げるその瞳には縋るような光が揺らいで見えた。

ふふ…戸惑ってる、戸惑ってる。
近づきたいのに近づけないような。
触れたいのに触れられないような。
もどかしくて、でも前に出るには今一歩覚悟が足りなくて。
どうしていいか分からない……でも、どうしたいのかは分かってる…。
君のそーいう顔が、大好きなんだ。
けどさ。
そんなに難しいコトじゃないデショ?
答えなんて―――最初から決まっているじゃない。

そんな彼女の耳元で、俺は誘うように囁いた。
「俺は―――楽しみにしてるからね…?」


THE END

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自己紹介:
乙女ゲームもブログもまったくの初心者が管理人をしております。
お見苦しいところが多々あると思いますが、よろしくお付き合い下さいませ。

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