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いらっしゃいませ! このブログでは、カヌチ二次創作(緋色の欠片、ウィル・オ・ウィスプ、ラスエス3他)、乙女ゲームの感想など、管理人ベルルの暴走気味の妄想をつらつらと書き綴っております。現在「三国恋戦記」絶賛応援中です!!     -since 2009.7.25-
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STORM LOVER SS 、 タクミ由奈 です!

現在4.5(!?)巡目を終了~(*^_^*)

どういうことかというと。
5巡目に入ったところで、スペシャルボイス5の開放条件を耳にしたので、検証の為セーブデータから再PLAYしてました>タクミルート!
結果!! SV5をゲットできました~~ヽ(^o^)丿

開放条件は、「5回つきあう」だそうです(苦笑)

いや、コレはキツかった~(>_<)。
タクミはなぜか付き合い始めた月から毎月頭でセーブデータを残していってたので、5月の付き合った当初から再PLAY。
カレカノになった瞬間から、他の男子へアプローチ&メール攻勢でEDまでにタクミと2回別れて2回ヨリを戻しました。
これを2回!!
結果、プロフィールに付き合った回数が5となって、晴れてSV5が開放されました!!!
(結構大変だったぞ>D3さん!!)


で、SSです^^。
付き合う、別れる、よりを戻す…の流れの中で、元カレ状態のタクミがポロっと(彼女に)未練があるんだよね…っぽいセリフを零してくれたのです!
1回だけ!!(笑)
ので、ソコを広げてみました^^。

いや~、ホントは一途プレイが良いんだよ。
でも、ま、離れてみて分かること、思い知ることってあっても良いのかな…と。
勿論コレは、ヨリを戻せることが前提になってくるので、現実ではありえないんですケドね(苦笑)。

それでは。
未練タラタラのタクミでよろしければ続きよりお進みくださいm(__)m
お楽しみ頂ければ幸いです^^。



「どうして、好きだ…なんて言ったんだろうな…」
屋上で昼寝を決め込みながら小さく呟いていた。

ついこの間まで、自分の左側にいつも居た存在がなくなって。
何か―――妙に空間が広く感じてしまって落ち着かない。
歩いていても、昼寝していても、食事をしていても、いつもそばにいて俺の目を楽しませてくれた存在……由奈。
彼女のコロコロとよく変わる表情が楽しくて。
気分屋の俺の不機嫌な声にも臆することなくぶつかってくる無鉄砲な所が気に入っていて。
いつの間にか、好きになってた。
好きだと…口にしてしまっていた。
だから付き合い始めたっていうのに―――結局、コトバ足らずで、不安にさせた。
彼女をからかう為のコトバなら尽きることなく思い浮かぶのに、彼女を信じさせる為に口にしたコトバの響きの…なんて薄っぺらかったことだろう…。
からかうには十分でも―――真剣さを伝えるには足りなかった、俺のコトバ…。

「まっずいなぁ……こんなにも――――本気になってたとはねぇ~」
自分でも、思ってもいなかったこの喪失感…。
いつの間にか本気になっていて、彼女に心を許していたなんて…。
叶うなら―――もう一度…。
それって、アリなのかなぁ?


「…タクミくん…?」
「――――」
呑気に漂う白い雲を見ていたら、控えめに呼ぶ声がした。
振り返らなくても、分かる―――耳に馴染んだ彼女の声だ。
別に驚きはしない。
同じ学校のうえに同じクラス…、顔を合わせないほうが不思議だし、しょっちゅう授業をサボる俺の居場所が大抵この屋上だってことくらい、彼女はとっくに知っている訳だから…。
けれど、いわゆる元カノのその遠慮がちな声には、今までなら当たり前のように言ってきた「授業に出ろ」だの「小テストがある」だのといった言葉を続けようとして失敗した響きがあって…。

「……………」
それが分かってるのに、何かを言いかけて動きをとめてしまった彼女に、かけてあげるコトバが見つからない。
今 口を開けば―――余計なことを言ってしまいそうで、そっちのほうが怖い…。
お互いに無言で、ほんの数秒見詰め合って。
そして鳴り始めた予鈴にかこつけて、彼女は、
「…授業……ちゃんと出てね…」
そういい残すと振り返りもせず屋上を後にした。


「クク、言い逃げかよ……。で、も、相変わらず、お人好しなんだなぁ、キミは…」
そう呟いてから、気づいた。
別れたっていうのに―――つきあってた頃よりずっとずっと好きだと感じてる…。
なんてマヌケなんだ?
今更そんな事に気付いたって、どうしようも…ない。
そんなの――――滑稽なだけだけど……。

「今も、俺はキミの中に強く存在しているの…?」

もしもそうなら―――もう一度、試してみよっか?
2人で過ごす時間――交わすコトバ…。
そのどれをも前より上手く出来ると思うから。
もっとキミを大切に出来るから―――。


だから、ねえ?
…もう一度―――俺のものになりなよ…


THE END

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自己紹介:
乙女ゲームもブログもまったくの初心者が管理人をしております。
お見苦しいところが多々あると思いますが、よろしくお付き合い下さいませ。

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