恋戦記の公式ドラマCDが出ると前にここでも書きましたが、そのジャケット絵が公開されてましたね~^_^
とってもとっても「ダメな大人」な感じの孟徳に萌えます(笑)。
内容も―――ものっ凄くダメな大人感たっぷりですね!>孟徳!!
イベントにはどうしたって行けそうにないので、公式通販を待つ形になると思うんですが…買うか買わないか悩む…(苦笑)。
だって、10月後半~って、結構出費の予定が…(^^ゞ
う~~~ん…色々考え所だな…。
さて、SSは小話2つ目(苦笑)。
ちょびっといちゃつく(?)公瑾です。
それでは、お楽しみ頂けましたら幸いですm(__)m
「―――ちゅ~ぼ~」
「なんだよ」
眉を下げ少々むくれた様子で大喬が言う。
「今日さぁ、私より子供な人を見ちゃったよぉ…」
「?……何のことだ?」
「……公瑾のこと~」
「―――…お前もかよ」
「え?」
「何でもねぇ。…で?あいつが何だって?」
「…たまたま公瑾の部屋にいたらさ……」
「(だからなんでお前らは……。公瑾だって暇じゃねぇンだよ)」
言いたいことをぐっと我慢して、仲謀は大喬の話を聞いた。
それは、小喬を探して公瑾の部屋を訪れた時の事。
公瑾と他愛ない言葉を交わしながら、他に妹の出向きそうな所を思案していると軽い足音が聞こえてきた。
それはこちらへ近づいて来ているようで…。
それに気付くと公瑾は、シっと指を口にあてて静かにするよう大喬に合図して足音をたてず扉の前に立った。
近づいてくる足音は丁度部屋の扉の前でピタリと止んだ。
どうするのかと見ていると…。
「――――」
誰か部屋に入ってくるのかと思えば、少しの間なんの音沙汰もなく…。
すると公瑾はいきなり扉を引き開けた。
「キャ……!?」
小さな悲鳴と共に扉の取っ手を握ったまま、引き寄せられるように飛び込んできたその体を抱きとめて。
「まだまだ精進が足りません」
「な、なんで分かったんですか!?」
公瑾の腕の中から彼を見上げ、頬を染めながらも照れ隠しに膨らませてみせた花へ、公瑾はしてやったりの笑みを見せた。
どうやら花は静かに部屋に侵入して公瑾を驚かそうとしたようだが、本人にしっかり阻止されたようだ。 というか―――阻止する以上に公瑾から花に対し、軽いいたずらが仕掛けられているように見えるのはきっと気のせいでは無いはずだ。
それは花に対してだけではなく、部屋にいた大喬に対しても同様で。 これ見よがしに、花とじゃれあう様を見せつけられるなんて―――大喬は思ってもみなかった。
「足音―――しっかり聞こえていましたよ」
「え!?…静かに歩いてきたんですよ!?」
「だから、精進が足りないと言っているのですよ…ねぇ?大喬どの…」
「ふぇ!?」
存在を忘れられていたかの様な錯覚さえ覚える「2人の世界」から一転、突然現実に引き戻されて大喬はなんとも素っ頓狂な返事をしてしまった。
「だ…大喬さん!? ///…居たんですか…!」
「えへへ……居たんです~」
ようやく花はそこに大喬がいることに気付き、慌てて公瑾の腕から脱出する。
「わたしは現役のいたずらっ子には慣れていますからね」
こちらへ意味ありげな視線を送りながら鮮やかに笑んでそう嘯く公瑾に対し、
「じゃあ、次は絶対驚かせてみせますから!」
そのことには気づかないまま花は勢い込んで答えた。
「ふふ…楽しみにしていますよ」
小憎らしいまでの笑顔を向けられた花は、なぜか敗北感を感じつつもこの場で唯一の味方へと視線を向けた。
「う~~~ だ、大喬さん!ご教授お願いしますね!!」
「え!?私!?」
「はい!じゃあ早速色々教えて下さい!」
そう言って花は大喬の腕を掴むと、おそらくは彼女の妹と同じくらいの強引さで彼女を部屋から連れ出した。
出ていく間際に大喬がちらりと振り返ると、わざわざ花の対抗心を煽った張本人は涼しい顔で仕事を再開していた。
「(普段はすかしてるくせに~~、こーいうトコは負けず嫌いなんだから!!)」
いいダシに使われたことに気付き、むっとする大喬なのだった…。
-終-
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現在お礼文3件UPしています!
(超小ネタSSSより OZMAFIA1・緋色1・
ブラコン1・2013.8.13.)
fxwill.com
お見苦しいところが多々あると思いますが、よろしくお付き合い下さいませ。
こちらで取り扱いますゲームの内容やそれに関連する創作SSに関しましては、製造元などとは一切関係がございません。あくまでも個人的に書き連ねているものですので、ご理解・ご了承のうえお楽しみ下さいませ。
なお、内容に関しましては無断転記等一切ご遠慮下さいますようお願いいたします。