過去拍手SS です~m(__)m。
前回の更新からまた空いてしまいました(^^ゞ。
体調が万全でなかったのに加え―――暑さに負けました…orz。
一応その間もゲームはPLAYしてたのですが、感想も書けずじまい…。
でもこれじゃいかんと思って、とりあえず こちらも入れ替えが出来ずに一年以上放置の「拍手お礼SS」を2つ、UPしてみました。
また機会があればご覧くださいませm(__)m。
(今回は前半の2編を入れ替えました)
ということで、これまで拍手に登録していたSSを、こちらに収納しておきます(^^ゞ。
これは……前にも書きましたが、別バージョンとして出来上がったものです。
真作との違いをお楽しみ頂けましたら幸いですm(__)m
「ねえ、花ちゃんは公瑾のどこが好きなの??」
「え!?」
「顔??」
「…いえ……」
大小と尚香に突然詰め寄られて…
「んーー、声?」
「―――えぇ…と」
「じゃぁ…頭がいいからですか??」
「………その………あの…」
「じゃあ何??家柄?地位??…そんな訳ないよね?」
「ま、まさか……性格…とか!?」
「――――その、”まさか”…というのはどういう意味でしょうね?小喬殿?」
「!!っ」
「!!!」
「!!わあ!公瑾!?」
突然の本人の声に4人は盛大にびっくりして。
蜘蛛の子を散らしたように、大小・尚香は散り散りにその場から逃げ出していた。
「え?えぇ!?」
ただ花だけが――――その勢いに乗り遅れ、一人取り残されていた。
「…………」
目の前には…微笑をたたえる公瑾。
そのまなざしは、花に逃げ出す隙を与えないほどで…。
「あ…の、……公瑾さん……わたし、なにも―――言ってないです、よね?」
半分泣き出しそうになりながら、しどろもどろに花はそう訴えるが。
「そうですね――――でも、あなたの答えには大変興味があります」
「!!」
にっこりと、笑顔で。
そう言われて、花は追いつめられたネズミの様な気持ちで、ひきつらせた表情で公瑾を見上げた。
「ねえ…花殿?」
じりじりと距離を詰められて、花は知らず後ずさる。
「こ、公瑾さん……っその話は、また…今度、に」
「おや、つれないことですね?」
「!?」
その言葉と同時に。
ぐいと腕を掴まれて、気がつけば公瑾の腕のなか…。
花は思わず目を閉じて身をすくめてしまっていた。
「何も……取って食おうという訳ではないですよ? そんなに…怯えられては傷つきます」
からかうような…楽しげな声音に花はますます小さくなって。
「だ…って……!!んんっ…」
なんとか誤魔化したくて言い訳をしようとしたら、唇を塞がれていた…。
「…あなたを見ていれば、大体分かるつもりですけれどね。 それでも―――言葉にして、聞きたいと思う事があるのですよ…?」
分かるでしょう…?と、もう一度唇を塞がれて。
今度は舌先で唇を開かされて、より深く…より執拗に攻められる。
「ふ…ッ……ぅん…」
キュっと目をつむったまま……けれど拙い舌の動きで、花は懸命に公瑾に応えようとしている。
「……は…ぁ……」
その幼い……けれど官能にひたる表情に、公瑾は満足げな笑みを浮かべようやく唇を離した。
そして、息のあがった花の体を大事そうに抱えながら、潤んだその瞳に静かに囁きかける。
「さあ?…さっきの答えを、教えてくれますか?」
低い低いその囁きは、まるで催眠術のように花の感情を絡め取り。
必死に抱きしめていた小さな秘密さえ――――容易く暴いてしまう…。
けれど。
「…花殿……?」
「っ……キライに理由はあっても―――スキに理由なんてナイ、です…!」
小さな小さな―――小さな抵抗。
それも幼い意地の結果の…。
だけど、ソコを獲られてはもう後がないから…。
しばしの沈黙ののち。
「――――…そういう事に…しておいてあげましょうか…」
その言葉を聞いた瞬間に……花の大きな瞳から涙がこぼれおちていた…。
その涙を指先でそっと拭いながら、
「何を、泣く事があるのです?―――それとも本当に…嫌だった??」
こうして抱きしめられる事が…?
あんな風に口接けされる事が…?
少し、傷ついたような声音で囁かれた言葉に首を振りながら……困ったように自分を見つめる公瑾の首筋に花はぎゅぅっとしがみついた。
「大…好き……ッ…」
「えぇ―――知っていますよ…」
花の背中に手を添えて…公瑾は壊さないように彼女を抱きしめた……。
-終-
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現在お礼文3件UPしています!
(超小ネタSSSより OZMAFIA1・緋色1・
ブラコン1・2013.8.13.)
fxwill.com
お見苦しいところが多々あると思いますが、よろしくお付き合い下さいませ。
こちらで取り扱いますゲームの内容やそれに関連する創作SSに関しましては、製造元などとは一切関係がございません。あくまでも個人的に書き連ねているものですので、ご理解・ご了承のうえお楽しみ下さいませ。
なお、内容に関しましては無断転記等一切ご遠慮下さいますようお願いいたします。