いえ、借金とかじゃないですよ~(^o^)。
なんでしょうね、寝違えたのかな?
そんなわけで3日ほど、何もできませんでした orz
今も痛いですが、随分痛みに慣れてきたので……キーボードを触るのは何とか出来る感じです(^^)。
書きかけのSSをUPしたくて根性出しました!
そして。
随分間があいてしまいましたが……企画SS 4つ目のオウバ隊長でございますm(__)m
てか…これだけ毛色が違う気がする…(苦笑)。
隊長の場合はどうしても「歳の差」の高い壁がありますからね~(^^ゞ。
それでは、いつも通りの感じですが(笑)、お楽しみ頂けましたら幸いですm(__)m
「私、怒っているんです!」
アキがそう言うと、店にやってきたばかりのオウバは分かりやすく表情を強張らせた。
「ア……アキ殿?」
「―――怒っているんです…!」
重ねてそう言われ、オウバは内心で必死になって思い当ることが無いかと記憶を探る。
しかし。
「(ダメだ…なにも思い当らない……)」
「…隊長さん?」
「――――アキ殿」
しばしの重い沈黙の後、オウバは漸く口を開いた。
「なんですか?」
「ぃや……その、なんだ……つ、まり…だな」
「…………」
「………すまない……何をしでかしたのかさっぱり分からないんだ…。 あぁ、その、知らない間に犯してしまっていることもあるだろう!! 以後気をつける!! 気をつけるから……許してくれんだろうか!? そして、何が悪かったのか、教えてくれないか? いや!言いたいことは分かる!! わたしはこの通りの武骨者で―――君のような若い娘さんが気に入らない所作や言動があったのだろう…! これからは気をつけるようにする!! だから、この際だ。 気に入らない所はすべて言ってくれないか? すぐには直せないだろうが出来るだけ早く善処するから…」
アキに口を挟む間を与えず一気にまくしたてたオウバだったが、ようやく語気が緩んできたところにアキは声をかけた。
「…隊長さん」
「……ハイ…」
まるで死刑宣告でも受けるかのような気持ちでオウバはごくりと喉を鳴らして答え、アキを見つめる。
初恋の、愛しい少女の見つめる。
色々と遠回りをしたが、ようやく手に入れたこの愛しい人を、早々簡単に手放すことなんてできるわけがない。
そうなるくらいなら―――どのような無理難題であっても、それが彼女の望みであるならばどんな事でもやり遂げてみせる…。
そういった気持ちでアキの言葉を待っていると。
「――――嘘です…」
「ん?…あぁ、悪い……今、何と云った??」
「…怒ってるなんて、嘘です…」
「………」
「隊長さんに悪い所なんてないです……だから、直してもらうところもありません」
「ちょ、ちょっと待ってくれ、では……さっきは何故」
少々混乱しながらも、オウバがそう問うと、
「だって……怒ったフリ…したら、もしかしたら叱ってくれるかなって思って…」
「んん??」
「……もっと………ち…近づいてほしいって言うか…。 だって隊長さん、何だか遠慮してるっていうか…腫れものに触るみたいで……だから」
「う”……そ、れは……その、やはり君とわたしの…歳の差を考えると、だな…」
今一歩、踏み込みきれないオウバに、アキは。
「じゃあ―――私から近づいてもいいですか?」
「!!」
とん…とオウバの胸に身を寄せた。
その肩が……わずかに震えている。
彼女の気持ちを考えると急に愛おしさがこみ上げてきて―――。
「ア、アキ……その、悪かった。これからはもっと君に、気持ちを伝えて行くことにしよう…」
そう言って彼女を抱きしめその額に口接けを落すと、頬を染めながらもアキは微笑ってうなずいた…。
♪BGM with 【GLAY:BELOVED】
……夢から覚めた 今以上 あなたを愛してる…
THE FIN
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現在お礼文3件UPしています!
(超小ネタSSSより OZMAFIA1・緋色1・
ブラコン1・2013.8.13.)
fxwill.com
お見苦しいところが多々あると思いますが、よろしくお付き合い下さいませ。
こちらで取り扱いますゲームの内容やそれに関連する創作SSに関しましては、製造元などとは一切関係がございません。あくまでも個人的に書き連ねているものですので、ご理解・ご了承のうえお楽しみ下さいませ。
なお、内容に関しましては無断転記等一切ご遠慮下さいますようお願いいたします。