ようやく完成しました。>今回の企画SS ^^。
最後はウキツ兄さんです!
ウキツを書いてると、どうしても笑いを取りに行きたくなるのはナゼ??(>苦笑)
今回も危うくネタに走りそうでした(^^ゞ
(や、半分くらいはネタですけどね…)
とりあえず、更新止まってた分は全部UP出来ましたね(^^) (<ヨカッタヨカッタ)
あとはボチボチ感想とか、色々と…。
新作の予定とかも…日記に書いていきましょうか(^^)。
それではご興味のある方は続きの先へ…。
お楽しみ頂けましたら幸いですm(__)m
「私、怒っているんです」
「うぇ!?…アキ!?」
開口一番のアキの言葉にウキツは一瞬ひるんで見せた。
「むぅ~~~」
「………な、なんだよ、んな恐いかおで睨むなよ」
頭を掻きながらウキツはボヤく。
しかしアキの表情は変わらない。
「~~~~っ…わかったよ! 謝る!!謝るってば!悪かった!」
潔く頭を下げたウキツへ、
「―――何に怒っているか……分かってるんですか?」
冷静な一言を投じる。
アキに突っ込まれるとウキツは一瞬言葉に詰まって…それから視線をそらしつつ白状した。
「……えぇ…と、その……アレだろ!? 昨日食堂でクラトと喧嘩したこと!!…で、食器とか割っちまったこと!」
「!?そんな事があったんですか!?」
「え”!?」
「そのことで怒ってたわけじゃないですけど…」
「ち、違うのかよ!? …んじゃ、ミトシをからかいすぎて、魔術で攻撃されて服が焦げちまったことか!?」
「え!?」
「―――それも違うのかよ……んじゃ、あとは…」
「ほ、他にもあるんですか!?」
考え込んだウキツを前にアキは呆れた表情で溜息をついた。
「チナキん所で、30年物のマテ酒をキープしてるってこと??」
「!!!っ…30年物って!! 一体どれだけすろと思ってるんですか!?」
ウキツの告白をうけて、アキはめまいを感じ体が傾ぐ。
「うぁ!?アキ! おい、大丈夫か!?」
慌ててアキの肩に手を置いて支えてやり、ウキツはアキの顔を覗き込む。
流石に……今の告白は衝撃が大きかったようだ。
「――――――――ウキツさん…」
「はい?」
「ほかに……何か、隠してることはないんですか…?」
「いや…これと言って…。 とりあえずは 『以上』 だな!」
晴れ晴れとした表情でウキツは大きくうなずいた。
「…もぅ…」
そんなウキツを見てアキは思わず噴き出す。
いつも、そう。
単純で後腐れのないウキツの態度は、例え小言の対象となっても大きなケンカの種になることはない。
むしろそんなサバサバとした態度は却って怒る気を無くさせてしまったりもする。
「…アキ?」
「くすくす…もう、色々とウキツさんらしいというか…呆れすぎて怒る気も失せちゃいました」
「そ…そっか?」
アキの言葉にホ、としたように笑いながらも、
「悪かったよ…その、隠すつもりは無かったんだが…色々と言いだし難くてよ…」
「もういいですよ」
「はぁ……で? 結局お前は何に怒ってたんだ??」
「え”!?」
「なんだよ、ちゃんと謝るから言ってくれよ」
後ろ暗いところの無くなったウキツが更に詰め寄ると、
「あ~~…えぇ、と…………フリ、です」
「へ…?」
「怒ったフリ――――したら、ウキツさん…どーするかな~~って!?キャ!」
今度はアキが正直に告白すると、ガバっとウキツに後ろから拘束された。
「にゃろう…!」
「ご、ごめんなさいっっ」
しかし言葉とは裏腹に、謝るアキの頬にぶっきらぼうにキスをして。
「―――オレを慌てさせた罰だ…ばーか」
♪BGM with 【大塚愛:SMILY】
……形のないものだから おもしろくて大切にする…
THE FIN
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現在お礼文3件UPしています!
(超小ネタSSSより OZMAFIA1・緋色1・
ブラコン1・2013.8.13.)
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お見苦しいところが多々あると思いますが、よろしくお付き合い下さいませ。
こちらで取り扱いますゲームの内容やそれに関連する創作SSに関しましては、製造元などとは一切関係がございません。あくまでも個人的に書き連ねているものですので、ご理解・ご了承のうえお楽しみ下さいませ。
なお、内容に関しましては無断転記等一切ご遠慮下さいますようお願いいたします。