朝ご飯の前に…（タカミ×アキ）

タカミ、来タ――っヽ(^o^)丿

もう！ドコ行ってたの？＞タカミ！
待ってたんだよ～、淋しかったよ～(>_<)　ってカンジにハイテンションになるように、久々のタカミです♪

でも……どうもタカミは少々幼い感じになっちゃうみたいで…。
いえ、本編中もドコか幼かったですよね～？？
いや、ホント、可愛いです、タカミｖ

それでは…お楽しみ頂けましたら幸いです(^^♪

「ねぇ、アキ……お腹すいた…」
隣りで眠るアキの耳元に甘えた声でタカミは囁いた。
「……ん……」
「ねぇってば……。もう朝だよ……起きないの…？」
「…ん……も…ちょっと…」
そう小さく答えるけれど、アキの瞳は閉じられたまま…。
朝のまどろみの心地よさにすっかり浸っている様子。
「――――僕…お腹すいたんだけど……」
大きく伸びをして、タカミはもう一度アキを見る。
毛布から少し覗く白い肩が、穏やかな呼吸に併せて規則正しく動いている。

「…ゆうべ……そんなに、無茶したかな…？？」
いつもなら、朝起こされるのは自分の方。
中々ベッドから出なくて、時に怒られる事もあるくらい。
なのに今は逆…。
お腹をすかして子猫のように鳴く自分をほったらかして、アキはうとうとまどろんでいる。

確かに…ゆうべは１度では満足できなくて、２度も３度も求めてしまったけれど…。
まさかこんなしっぺ返しがくるとは…。
「………ねぇ………アキ…？」
「…………」

彼女の明るい栗色の髪を手で梳きながらタカミは一思案。
そして毛布を手繰り寄せ、そっと体を寄せてアキに覆いかぶさると、彼女の頬にキスをしながら囁いた…。

「…じゃあアキを食べちゃうからね？――僕、腹ペコだからさ…？」


♪ＢＧＭ with【ＧＲｅｅｅｅＮ：愛唄】
……いくつもの　夜を超えて　僕は君と　愛を唄おう…

ＴＨＥ　ＦＩＮ