ＷＥＢ返信デス^_^

カヌチに引き続き、デス・コネクションもＰＳＰに移植されるようです…(^^ゞ。

デスコネはいいかな～？？って思ってたら、どうやら追加要素としてニコールが攻略対象に加わるそうです。
あぁぁ…そりゃ要望多いよ…ってのは思いますけど、今からか…と思うと気が重い（苦笑）。
これはしばらく悩むかも知れません。

さて、「ある晴れた日に ５」に拍手＆コメントを頂いてましたので、続きにお返事をば…(^^)。
お返事遅くなって申し訳ありませんでしたm(__)m。
コメントいただきどうも有難うございました！(^^)

・・・・ ｋ　様　（反転でお願いしますm(__)m）


お久しぶりです＾＾。
拍手＆コメント、ありがとうございました！

ふふふ…シンさんは甘いのもカッコいいのも（弱いのも意地悪なのも…）何でもござれなのですｖｖ
本当にオールマイティなキャラで、私の中ではこんな人はいないよ～と自分にツッコミながら書いてしまう一人なのです。
シンさんと過ごす時のアキは凄く可愛いなぁと自分でも感じてしまうのですが、それもきっとシンさんの力なんだと思うんですね。
いい男には佳い彼女がいるもんですよｖｖ

そうそう、カヌチＰＳＰの発売―――いつになるんでしょね(^^ゞ。
おっしゃる通り、最初からやり直しかぁ(>_<) と思うと気が重くなりますが（笑）、カヌチの作業ゲーム的部分は私の嫌いな部分じゃないのでまだ救われます。
採取とか鍛冶とか……ミニゲームより断然得意なんです。
あと、カヌチは白の序章部分がメンドクサイかな？？（笑）
スキップしても長すぎるでしょ～って思ってます(^^ゞ。
それでも色々と…期待要素が大きいので楽しみです♪

せっかくのカヌチ祭り（の予感）なので、色々妄想を膨らましていきたいと思います＾＾。
またお付き合い頂けると嬉しいです(^^ゞ。
それでは、拍手＆コメント…有難うございました！ヽ(^o^)丿

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ある晴れた日に ｖｅｒ．５ （シン×アキ）

カヌチＰＳＰ……販売延期になって悲しい（＜あ、ネタ的には鮮度が落ちてる…？？）
戦国Ｌ　にうつつを抜かしてたから、お怒りなのかしら…な～んて(^^ゞ。

いやいやいや。
折角だから、ＰＳＰ版の発売に合わせてカヌチで何か出来ないかな～？って考えてたら…まさに原点回帰。
シンさんのＳＳ、降りてきました＾＾。
っても、このシリーズは基本微糖なので。
いつも通り物足りない感じです(^^ゞ。

それでは。
お楽しみ頂けましたら幸いですm(__)m

空はピーカンに晴れていて。
大切な人と穏やかに過ごすのにぴったりな。
そんな温かな一日だったのに。


「いーもの見つけたんだ♪　とっておきだよ」
そう言ってシンはアキの手をひいて、ぐいぐい進む。
「ま、待って下さい…！シンさん…！」
街中で手を繋いで歩く…なんて事、アキは慣れていない。
だから恥かしくて…人の目が気になって…。
頬を赤らめたまま、アキは何とか手を解こうとするけれど。

「ダーメ。　はぐれちゃいけないから手を繋いでおくんだよ♪」
「で、でもっ……恥ずかしいんです…！」
「いいじゃん、別に。―――俺たち、恋人でしょ？」
「///　そ…ういうこと…大きな声で言わないで下さい」
「なんで？　俺はアキちゃんを独り占めしたい。誰にも触れさせたくない。―――俺以外の誰かを見て欲しくないよ…？アキちゃんは？」
「ぅ………」
足を止め、改めて見つめられて問われる…。

「俺が、他の女の子と楽しくおしゃべりしたり、優しくしたり、色々構ってあげたり―――そういうの、してもいいの？？ アキちゃんはそれで、平気？」
シンが今までしてきたような事を具体的に言われ、簡単にその状況を想像してしまって……アキは言葉に詰まる。
「…ん？」
「――――　…っです…」
「んん？　何？」
小さく答えたアキの声が聞こえなくて、もう一度聞き返すと何とも複雑な表情でアキは、
「……ぃ…や…です。　意地悪だって思われても……シンさんは私の…」
「『私の』…？」
「///　ッ……こ、恋人……なんですよね！？だったら…！」
「ぶぶーっ！」
「え！？」
アキの言葉を遮るように不正解の声をあげると、シンはアキの肩を抱き寄せ、唇が触れ合わんばかりの至近距離に顔を寄せた。

「///　シ…シンさん！？」
「『恋人だから』　じゃないでしょう？」
「ぇ…」
「『好きだから』―――　独り占めしたいんだよ。…違う？」
そっと耳元に囁いて、シンはアキの心を手繰り寄せる。
ぼんやりとした…形の無かった感情は、そうした言葉を与えられて明確な自覚と意思を宿す。

「『好きだから』　見つめていたい。　『好きだから』　触れたい…」
好きだから―――相手を、独り占めにしたい。

「……は…い」
「だったら…正解は？」
「…シンさんが好きだから……他の誰かに、優しくしないで…」
真っ赤になりながらもはっきりした口調でアキは答えた。
その言葉を聞いてシンはようやく嬉しそうに微笑んで、
「よくできました」　…ちゅ
囁きと共に優しい口付けをアキの頬に落とした。

「っで、でも！」
「んん？」
「ソレとコレとは、話が違いますよねっ！？　て…手を繋ぐ事とは」
「違わない 違わない♪」
「え！？そんな…！」
必死になって話を戻そうとするけれど、取り合う風のないシンはしっかりアキの手を握ったまま再び歩き出し。
それに引っ張られる様になりながら、尚もアキは抗議して。
そうして―――。
結局シンに押し切られたままアキはヤカミの街を通り抜けることとなったのだけど。
それは爽やかな、高い高い空の下で繰り広げられたちょっとした一幕…。


♪ＢＧＭ with【嵐：ＲＯＣＫ ＹＯＵ】
……僕の心が心へ　伝える今そっと　愛してるのサイン…

ＴＨＥ　ＦＩＮ

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我こそは肉食系！

戦国LOVERS　＞　伊達政宗　感想です(^^ゞ

しばらく「忙しい　+　頭痛」でＰＬＡＹできず、更新もままなりませんでした。
本当に申し訳ございませんm(__)m

久しぶりにＤＳを開けると中々新鮮で、折れかけてた気持ちが復活します！（笑）
（いや、本当に……シナリオはともかく、システム面が辛いんです＞戦国Ｌ…）
でもまだ攻略したい人が残ってるので、ここは細々と頑張らないと。

そして今回の対象は、伊達政宗公です！！
感想は続きの先に。
ネタバレ含みますのでご注意下さいませm(__)m

ネタバレしてます！（反転でお願いします）


えーっと。
？？なんで小十郎はフルネームなのに、他のキャラはそうじゃないんだろう？？（苦笑）
 
政宗のフルネームは、伊達 藤次郎 政宗（だて とうじろう　まさむね）と言います＾＾。
伊達家１７代当主、室町幕府での陸奥国守護職のお家柄だったかな？
つまり―――戦国時代に突入すると、いわゆる下剋上される側だった人です（笑）

そんな本来なら喰われる側の血筋が戦国の世を乗り切ったのは、ひとえに政宗公の能力の賜物だったのでしょう。
秀吉…家康…家光に至るまで、時の権力者と渡り合い己の命と家と領地を守り通したのは流石です！
惚れぼれしますね(^^ゞ。
私はもともと戦国武将の中では政宗スキーなので、このゲームを買うと決めたとき真っ先に攻略するキャラは政宗って決めてました＾＾。
だから、姫の名前がデフォルトで無いって知ったときは本当は政宗の奥方のお名前を拝借しようかと思ったんです。
でも……愛（めご）姫と入れかけて、思いとどまりました！
だってその名前で政宗以外のキャラとも恋愛するんでしょ！？
しかも攻略対象には伊達家家臣である小十郎もいるわけで……。
これは即刻お手打ちになっちまう！と思って（笑）、断念しました。


政宗に限らず、君主はその家臣を攻略してからでないと開放されないので、
　小十郎→政宗
　真田幸村→武田信玄
　直江兼続→上杉謙信
…という感じ。
しかも、お話はその延長線上にあります。
つまり。
今回なら、小十郎と（一応）想いを通わせた後政宗と恋をしなければなりませんっ(T_T)。
これははっきり言ってツライ！！！
だって…何かにつけて、小十郎の視線が痛いんだもん（笑）。
でもね、小十郎との時間を経て政宗に手繰り寄せられる気持ちは、とっても危険で甘美です(^^ゞ。
惹かれちゃダメ…って思いながらも、抗いがたいその魅力に引き寄せられるのは、はっきり言ってドキドキします！（爆）

政宗の何がすごいって…やっぱり口づけの威力でしょうかね！
毎日口づけされて、慣らされていくんですよ～！
しまいには、戦で口づけはお預け―――ってなった時、姫…口づけがないのは寂しいとまで思ってしまいます！！
これはね。
ただ官能的なだけではなく、やっぱり政宗の気持ちがこもっているからなのでしょう。
その触れ合いに、国や家族を失った心が癒されて、惹かれていく気持ちを止められない…。
ゴメン、小十郎。
やっぱ政宗はかっこいいよ＾＾。
私、躊躇いなく政宗に行くよ！！（爆）

話を進めていると、政宗が少し若いイメージで描かれているように感じます。
小十郎とは１０歳差があったと思うんですが（勿論政宗が歳下ですよ！）、もう少し差がある感じ＾＾。
はっきり言って、小十郎ルートに見る政宗はやんちゃが抜けない俺様当主。
小十郎が乳母見たいですよ。
仕返しに政宗は小十郎を「片倉小姑（こじゅうと）」って言ったりもします（笑）
この主従は、（姫を抜きにすれば）本当に私のストライクゾーンに嵌るんです～(^^)。

さてさて、政宗ルートでは、しょっぱなでいきなり「俺の妻になれ」と始まります。
小十郎と一応想いを通わせた後、小十郎が身をひいて政宗に譲る…という形をとりますので、はっきり言って釈然としませんが、政宗は言います。
「俺と婚姻を結び、俺が小十郎より下か確かめてみよ」と。
それから、小十郎（と五右衛門）の面前で夫婦となる誓いの口づけを（断ったにも関わらず）姫から強引に奪います。
それがまた官能的（らしい）のです！！（爆）
姫は思います。
この口づけは危険だ――と！！！（爆）

ちなみに。
一応これで政宗とは夫婦になると承諾した形になってしまうので、事あるごとに「夫婦だから」と色々迫られます（笑）。
例えば、温泉で背中を流す。
同じ部屋、同じ布団で朝を迎える。
でも、これらを躱（かわす）様子が結構面白いんですよ。
温泉に入れば、着物のまま背中を流す…とか。
同じ布団に入ることを強要されれば、添い寝をして子守唄を歌ってあげる…とか。
何のコメディだろうと思ってしまいますが、そこで力尽くで奪いに来ない所が良いです(^^)
男の大きさを感じます♪
もともと色好みの政宗ですが、がつがつしてないみたいです。
（言ってもボンボンですから！：笑）

政宗は、ただ姫に迫るばかりじゃありません＾＾。
「こじゅうと」が煩いので（苦笑）仕事もキチンとします。
その席に、姫を同席させ色々な話をしたりします。
南蛮の話、茶道の話、両親の話も…。
政宗のパーソナルな部分に触れると……胸が痛くなります。
それが姫にも伝わったらいいな、と思いながらＰＬＡＹしました。
だって……ねぇ？
真実か否かは私が不勉強な為分かりませんが。（でも一般的にはよく言われています）
母親に毒殺されそうになる件（くだり）は、やはり辛いです。
それを納めるお裁きも――――シナリオ的には抜群です。

（政宗を毒殺しようとした下手人として、実母　義姫（よしひめ）　は小十郎の詮議にかけられています）
詮議に顔を出す前に政宗は姫の元にやってきて、姫と互いの両親の事を話します。
それできっと、迷っていた心を決めることが出来たんだと思います＾＾。

主君を殺そうとするは大罪――――法に則って死罪をもって当たるべし、とする小十郎に対し、政宗はそれを許しません。
母が子に与えた菓子に、うっかり毒が入っていただけのこと…。
殺そうとなどと思ってはいなかった。
２度毒を盛られたが、今生きているのが何よりの証拠。
（実際は、２度どころじゃないと思うし、他にも他国の軍を手引きしたり、戦に乗じて政宗を亡きものにしようと兵を差し向けたり…と義姫は色々やっています。明確には表現されていないけど：苦笑）
母親が本気で可愛い我が子を殺そうとなどするはずはない…と。
親子の問題に法を持ちこむな、と。
（罰はありそうですが）死罪をまぬがれた義姫に諭すように言葉を向ける政宗の姿は、とても頼もしいです。
ちょっとだけ心が痛いけど、死罪にすればもっと辛い結果になることを考えれば、大岡裁きのようなこのまとめ方は本当に良かったと思います(^^)。
政宗ルートには、戦もあるんですがこういう伊達家のお話も盛り込まれているので、織田軍の存在をちょっと忘れてしまうんですよね(^^ゞ。

（さあ、今回は通常終幕と極楽終幕を見ましたよ！(^^)）

まずは通常終幕から！
とりあえず義姫騒動が終わって、姫が城下を歩いていると、なぜか！！（笑）
秀吉・家康を連れた信長と出逢ってしまいます！！（本当に急展開だな～(>_<)）
そして…最終的に織田軍との戦に！！
奥州の城を取り囲んだ織田軍。――-政宗と秀吉、小十郎と家康が相対している隙に、信長は城に侵入。
姫を見つけて、阻む五右衛門を銃で撃ち、姫の手を掴みます！（恐い恐い）
そのまま連れ出されるのかと思いきや、五右衛門が手裏剣を信長に放ち、グサグサグサっと命中します。
これで信長は戦意喪失。　城から逃げ出し、軍も下げてしまいます。

その事を後で知った政宗は、「信長は狂っている…」としながらも。
自分もまた、同じ道を辿るだろう、と言います。
姫と出逢ってしまったら――-誰もがみな、姫を手に入れようと欲し、その為に一国滅ぼすこともいとわないと。
今なら自分も、そうなるだろう…と。
―――城主が言うと…凄味があります((;ﾟ;Д;ﾟ;))))
そこまで！？
そこまで『美人』なの！？
…ＰＬＡＹする側としては、本当にやり難いわ！（苦笑）
もっと違う所に惹かれて欲しいというのも本音なんだけど…仕方ないか。
まあ、ただ美しいだけではないようなので…良いんですけど。

そして、改めて政宗の呼び出しを受けて部屋へ行くと。
いきなり抱き寄せられます！
そして吐露される告白は…
「小十郎が身をひいてお前の元を去ったから、お前は俺のものとなった」
「お前は――-俺を恨んでいないのか？」
「今なら、俺の元を去って小十郎に走っても文句は言わぬぞ」

(T_T)　一応は…気にしてたんだ！＞家臣から恋人を奪った事を！！（苦笑）
でもね、姫はもう政宗に心を寄せてしまっているので…そのことを正直に伝えます。
貴方を、お慕いしています…と（照）。
そうしたら！（涙）
「姫…俺と本当の夫婦になってくれるか？」
「本当に愛し合える夫婦になりたいのだ」
「お前の両親のように……そして、俺の両親のように」

～～～っ こういうセリフ…言えるようになったのか！
ていうか――-深いんだよね、このセリフは！！
政宗は家族の問題が大きかったので、姫と築く家庭を大事にしたいっていう想いがすごく伝わってきて。
何だか泣けてきちゃう…(^^ゞ。
そしてこの後は――-めっちゃ愛される描写で終了～(^^)
（や、「深淵まで愛す」…って、どうよ！？）


そして…極楽終幕～(^^)
義姫騒動が終わった夜…政宗が姫の寝所を訪ねます。
一応拒むけれど、構わず帯を解かれていざ！という所で、小十郎が織田の本隊が近付いていると告げます（苦笑）（＜チって思ったのは、政宗だけじゃないよ！）
そして戦場へ。
通常終幕では、政宗・小十郎ＶＳ秀吉・家康の隙に信長が城内へ…という流れでしたが、今回は小十郎が秀吉・家康をまとめて相手をしてくれます＾＾。
そして政宗には信長を追うように進言。
政宗もこれを受けて、信長を追って城内へ！！（なんか、手に汗握る～(>_<)）

城内で姫を見つけた信長。阻む五右衛門を銃で撃ち、姫の手を掴んだ所で政宗登場！
槍（政宗）ＶＳ短刀（信長）で戦います！
そして政宗が危なくなった所で、五右衛門の手裏剣が…（笑。　あぁ、五右衛門はどっちにしても手裏剣なげるんだね(^^ゞ）
そして信長撤退。
ほっと一息ついたら、政宗力尽きて眠っちゃいます。（なんか…子供みたい＾＾）
翌朝早く、政宗に呼び出されて行ってみると―――夜伽を要求されます！（爆）
「とぼけるな…この間途中になっていた、夜伽よ…。いや、この時間にするのであれば朝伽というべきか」
ちょ…笑いをとってどーするの！
と、思ってたら・・・。

「お前を抱きしめたい衝動が抑えられぬ」
「嫌と言われれば言われるほど、俺は昂る」
「…天下もお前も…俺のものだ――-姫、愛しているぞ…」
くぅ～～～っ　肉食万歳！
最後はそうなるのか(^^ゞ　と、一応満足。

まあ、満足なんだけど。
政宗ルートは、通常終幕の方が好きです＾＾。
姫もちゃんと政宗に想いを伝えているし、何より政宗が姫の気持ちを大切にしようとしてくれているのが見えるから♪
姫と「愛し合う夫婦になりたい」という言葉は、正直ジーンときました(^^)。
ただの肉食系でない所が見られて、通常終幕の政宗が本当に好きになりました！
やっぱ政宗いいわ～～(^^)ｖｖ　（政宗ルートは色々選択肢が面白そうだったので、周回すると思います）

次は――とりあえず、真田雪村、目指してみる？？
 

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草食系男子のゆううつ

戦国LOVERS　＞　片倉小十郎　感想です！

結局、通常終幕は開けられないまま…（苦笑）
ですが、極楽終幕をみたので、「完結編」も開放されました＾＾。
こちらも極楽終幕へいきましたので、併せて書こうと思います。

それでは例によってネタバレ投下してますので、続きの先は反転します。
未ＰＬＡＹの方はご注意くださいませm(__)m
（２本分なので…長いです(^^ゞ）

ネタバレしてます！（反転でお願いしますm(__)m）


「本編」

奥州編　片倉小十郎景綱（かたくら こじゅうろう かげつな）　―――いわゆる、「竜の右目」と称される人です。
仙台藩の祖である伊達政宗の、守役から軍師としてその生涯を支え続けた人……なんですが。
えぇぇと、……すごく大変だった！
本当に大変だったよ！！
良識と常識をもち、主 政宗への忠義が先走るこの人は…最後まで本当にもどかしくてねぇ～(^^ゞ

確かに、国を滅ぼされた姫が頼るには奥州はまだ若く、成長の余地を残す将来が有望な国なのでしょう。
でも。
だからと言って、最初から小十郎の態度が結構キツくって…。
座敷牢みたいな部屋を与えられるわ、政宗への目通りを妨害されるわ。
このゲーム、もともと携帯ゲームだったので構成上１話ずつ区切りがあって、そのたびに次回予告の煽り文句がでてくるんですが、「小十郎の妨害で…」みたいな表現されてて、笑っちゃったなぁ＾＾。

設定上、主人公である姫は、絶世の美女…ということになっているんです。
（自分と余りにかけ離れた設定なので、やり難さは感じてしまいます：苦笑）
なので、出会った当初から姫の美しさに惑わされまいと、小十郎は必死なんです（笑）。
なんせ、ご当主 政宗 は色好み。
姫に手をつけない訳はないし、その条件として「打倒 信長」を約定することは想像に難くない訳で…。
伊達家を守るためには、姫と政宗の接触を回避させなくてはいけなくて。
そうしたら――――ミイラ取りがミイラになっちゃったんですね！（爆）

きっかけは、政宗への初回の目通りの時。
政宗へ危害を加えないとも限らないので、「身体検査」を要求されます！！Σ(￣ロ￣lll)
ど……どこのスパイ映画ですか！？
いくら携帯ゲームとはいえ……。
いくらスチルなしとはいえ……。
この展開は正直ビックリしました（笑）。
（後で、政宗から小十郎へのいたずら…というか腹いせだったことが判明しますが…：苦笑）
でも姫は必死なので、スパっと脱ぎましたよ！（選択肢がありましたけどね）
ここで小十郎の目は姫に釘付けです！（爆）

多分ここから小十郎は、葛藤の連続だったんだと思います。
（政宗の夜這いを阻止するのは、立場と同時に本心でもあったはず♪）
守役としての立場と己の心情の狭間で揺れに揺れたのでしょうが（笑）、そんなことは知りません！
必死なのはこっちも同じですから！！

祖国と家族の敵討ちのため。
五右衛門を救うため。
（ＳＳにも書きましたが）捕えられた五右衛門を救うため、小十郎の部屋へ単身乗り込むときは本当に手に汗握りました！
小十郎の鬼気迫るスチルに惚れ惚れしつつも。
「寄らば斬る」のセリフには、小十郎の苦渋の心情が見てとれました！

つまり―――姫に惹かれているからこそ、触れられたら己を保つことが出来ないと、自覚していたのでしょうね！

そして緊張状態が解け偶々笛の話題になり、姫の笛の腕前を披露することになり。
小十郎の笛を借り受けて、少しだけ演奏します。
このときの小十郎…（笑）
「某（それがし）の笛を使うとなれば、笛を介して互いの唇が触れますが…」と一応口にするのですが、どうも滑舌が悪かったようで姫には何と言ったのか聞こえませんでした！！（爆）
こういう所が純情なんだなぁと思わせるのですが…。
ちょっとよく考えて！！
絶対、姫よりも結構年上だから！＞小十郎！！（笑）
多分純情で通せない歳だから！！

この笛を披露した事によって、小十郎の感情が随分柔らかくなります。
この後から怒涛の展開です。
２度も織田に攻められて、１度目は小十郎が姫をかばって負傷…２度目は政宗が毒を盛られて倒れ、小十郎が政宗の影武者として戦います！

地獄終幕では、この最後…政宗は燃える城とともに斃れ、小十郎もまた姫と五右衛門を逃がすと政宗の後を後を追います。（涙）
最後の別れの時に小十郎が両眼で姫の顔を見る…というスチルはとっても哀しくて…。
このＥＤは辛いなぁと、本当に思いました！！
だって――――姫自身もまた、祖国の滅亡を思い起こすでしょう。
そして奥州に同じ道を辿らせた事を、絶対後悔すると思うんです。
自身を呪わずにはいられないと思うんですね！
（そしてこの時代なら、最優的には出家＝仏門かな…と）


だから、やっぱりここは、極楽終幕で！
晴れて織田軍を退け、政宗に許された２人は許嫁となりました！！ヽ(^o^)丿
誓いの口づけを政宗に求められ、小十郎は姫の手に口づけをしながら

「独眼竜が天に昇るまで…しばしお待ちください。この片倉小十郎、それまであなたの盾にも矛にもなりましょう…」
（照）…草食系は！これだから！！（笑）
これはね～、本願成就するまでは、絶対手を出さないって予感がしますよ！
もうちょっと…もうちょっと、肉食になってもいいんじゃない？？
てか…なってくれない？？


「完結編」

きた！　予想通り、なんか変な方向から話が始まりました！！
本編で想いを通わせたはずなのに、いきなり「やっぱり政宗が姫を愛してるから、無理」ってどーいうことっっ！！！(ノ－o-)ノ　┫
いきなり家臣から恋人を譲られた政宗の立場はどーなの！？
小十郎！　そーいうところ、忠義と何かを勘違いしてると思うの！
そんなの皆を傷つけるってわかってよ～(>_<)
そして出ました！！

禁断の！！　＞伊達成実！（爆）
……ここで深く成実については書きませんが（苦笑）
いい性格してるよ！この男！！！
政宗もいいんだけど、私にとってはその上を行きました！（爆）
最初から姫に対して否定的だったのは小十郎の最初の頃と一緒なんですが―――こっちの方が色気あり過ぎ！！

でも、伊達家大事、政宗大事は変わりません。
だから、ウィリアム・テルよろしく姫の頭上に柿を載せて、それを射ろと小十郎に要求します。
小十郎が射らねば、自分が射る、と。
（小十郎の目を覚まさせる同時に、姫の覚悟も確かめたという…：苦笑）
このときのスチル（小十郎と成実が並んで弓を構えてる♪）が、超かっこいいｖｖ
成実に諭され小十郎は覚悟を決めます。
主君の愛する人でも……自分も真摯に姫と想いを交わそう、と。（成実…美味しいな…）

そしてこの後、この完結編で一番のドキドキが！！

突如送られてきた明智光秀からの書状に、姫の名前が書かれていた事によって成実に内通の疑いをもたれた姫は、軍儀で小十郎が留守の間に姫に真偽を確かめに来ます！
それも―――「体に聞く」って！！！Σ(￣ロ￣lll)
え…いいの？
そーいうの、していいの！！？？
と思ってたら、本当に押し倒された！！（爆）
――――多分これ、選択肢的には「小十郎の名を叫ぶ…」（だったかな？）が正解なんだろうと思ってそっちに進みましたが（苦笑）
小十郎の名を泣き叫ぶ姫の様子に絆されて、成実は何もせずに開放してくれるんですが。
まずいんじゃないかなぁ？イロイロと（笑）。

で、小十郎登場＾＾。
成実が姫を押し倒したと聞いて思いっきり成実を殴りますが、まだ腹のうちが収まらない様子（笑）。
だから姫も一発成実を殴ります。
やられた事はやり返す――って、姫…強いね(^^)。

この後小十郎と成実は、明智からの呼び出しに応じ利休の茶室で密談をします。
ここで色々ふっかけられて、小十郎が突然その気になって姫と結ばれて―――姫、ご懐妊…(ーー゛)
ちょっと展開が早くてついていけなかったんですけど。
ここでまたしても小十郎の誤作動が！！（爆）

主君の愛する人と結ばれたばかりか…身ごもらせてしまうなんて…！と姫に刃を向けます！Σ(￣ロ￣lll)
だから！
忠義の意味を履き違えてるから！！＞小十郎！　ちょっと落ち着いて！！
ついでに、それを政宗に報告して沙汰を待つって……。
ちょっと本当にあなたはＫＹだわ！！
最終的に、政宗と成実に諭されたり殴られたりして事なき（？）を得るんですが…本当に疲れる。

このあと、明智との密約通り織田信長を打つべく政宗と小十郎（と五右衛門）は出陣します。
成実は留守居役…。
めっちゃ心配なのは、私だけ？？（笑）

そして地獄終幕から。
本能寺で小十郎が信長を討ち、織田を滅ぼしたことに満足する政宗たち伊達軍を、織田家臣軍が包囲してせん滅。　明智～～！裏切ったな！！（怒）
そして小十郎の無事を願いながら帰りを待つ姫の元に、その知らせを伝えに成実が来ます。
…政宗も小十郎も五右衛門も、討ち死にした、と。（号泣）
そして奥州のすぐそばまで明智軍が来ていると。
もうここは戦場になるから、逃げろと。
共に果てると言う姫を、「もう一人の小十郎がお前の身の内にはいるだろう…」と成実は諭します。　（また…美味しいな、成実）
それにより泣く泣く姫は単身落ちのびて――何十年後かに、明智の世をうち滅ぼす武将こそが小十郎と姫の子（または孫？）だった…という語りで終わりました！
辛いな～～(>_<)
子供の事を考えて生き延びてくれ…なんて、本当に残酷！

だからここは極楽終幕で！＾＾
本能寺で小十郎が信長を討ち、明智は政宗に織田の残党から自分の身を保護してくるよう頼み、退場。
意気揚々と凱旋してきた政宗主従を姫は出迎えます。
姫の為に小十郎が信長を討った…と兵士たちが鬨（とき）の声をあげ、照れながらも小十郎は姫に結婚を申込み、誓いの口づけを(^^)。
このときの誓いのセリフが…。
「お覚悟を…」と言われた時は結構ぞくぞくしてしまいました(^^ゞ。
そうか！やっと本気になってくれたか！と。（＞遅いよ！！）


本編～完結編にかけて一番物足りないと感じたのは、小十郎が姫への想いに忠実に行動してくれなかったことでしょうか。
最初は、いわゆるツンで。　（うん、これはいいんだ！）
でも惹かれ始めてからもずっと晩熟（おくて）で。　（もどかしいっ(>_<)）
ようやく想いを通じ合わせたかと思ったら、「身を引く」ときた！
正直、それはないだろ～って思いました！
いくら主君の想い人とはいえ――それなら想いを通わせず、最初から拒否してほしかった！
受け入れてくれたのなら、何があっても手を離してほしくなかった！
小十郎ルートは、「ソコがいい」と言えるのかもしれないけど。
その局面で「ソコを乗り越える」情熱を見せて欲しかった！！！

まぁ最終的には真正面から姫の事を愛してくれるのですが。
こう……不完全燃焼な感じが少し残る小十郎ルートでした(^^ゞ。

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恋の徒花（あだばな） （ゆきの→五右衛門）

戦国LOVERS　ＳＳ　　＞　ゆきの → 五右衛門　　です！　

攻略が～～っ！！
小十郎から前に進めない(T_T)
―――通常終幕に行けないっ（号泣）！
どうして……普通に終わりたいだけなのにっ。
はぁ～、おかげさまで攻略後に貰える「両」（ゲーム内通貨というのでしょうかね？）だけがじゃんじゃん溜まっていって―――先に奥州の２本の番外編に手をつけてしまったよ！！！

何度も何度もぐるぐる小十郎ルートをしていると、なぜか五右衛門に愛着がわいてきて（笑）。
思わず、姫からの矢印で書いてしまいました…。

しかもコレ…小十郎ルートの真ん中あたり…。（それも姫→五右衛門って…：苦笑）
五右衛門が、強引に政宗の寝所に直談判しに行ったけど途中で見つかって投獄され、殺されるかもしれない…というヘビーな展開の部分です(^^ゞ。
恋心の表現が無いだけで、この時の姫の感情から大きく外れていないとは思うんですが。

それでは。
けっして甘くは無いですが！！
お楽しみ頂けましたら幸いですm(__)m

―――分かっている…こんなことで何かが変えられる訳がないって…。
でも、何かせずにはいられない。
だって……私にとって五右衛門は…！

五右衛門と引き離されて、ゆきのは焦燥感に満ちていた。
幼いころから兄弟のように育った五右衛門…。
忍びの訓練でボロボロになった五右衛門に薬を塗ってあげるのはゆきのの役目だった。
何かにつけ心配性で、過保護で、いつだって身を呈してゆきのを守ってくれた…。
そんな五右衛門を兄のように慕い、悪友として共に悪戯をして遊んだ日々は、いつの間にかゆきのの心の内に誤魔化しようのない感情を芽生えさせていて…。

（五右衛門…！！　絶対に、あなたを死なせたりしないから…！）
暗い廊下を渡り、出会う人の目も気にせず一直線に目指す部屋へと足を進める。

…自分が「姫」という立場にあると同時に、五右衛門が「従者」という立場であるという事を理解できるようになった頃。
なんだか落ち着かない言葉遣いと、目に見えて隔てられた２人の距離に胸が痛んだりしたけれど。
それでも五右衛門は、ゆきのの傍にいた。
関係がはっきりと線引きされても…変わらぬ笑顔で、変わらぬ心遣いで…あの辛い出来事さえも共に乗り越え今に至るのだ。
たった一人の肉親同様の身内であり―――何よりも大切な人だから……。
姫と従者―――それ以上の関係にはなりえないけれど。
だからこそ、それすらも奪われる訳にはいかない。

小十郎の寝所の前で気持ちを落ち着かせるように一つ息を吐き。
ゆきのはまっすぐに視線をあげて、障子に手をかけると、
「―――夜分に失礼いたします」
静かに声をかけ障子を引き開けた。
「……姫様…」
小十郎の静かな声に、たじろぐことなく視線を据えて。

―――五右衛門は……いつも私を守ってくれた。
だから今度は私があなたの為に……。

決意に満ちたゆきのの視線を、小十郎は静かに受け止めた―――。
 

　－終－

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