まぁ、この人の場合、どーいう展開になるかは想像に難くないわけで…。
というよりむしろ、この話を書きたかったが為にこの企画SSを計画したようなもので。
…もっと言うと、もともとは「ある晴れた日に」の原案といっても過言ではなくて…(ーー゛)
採取に出かける途中で…的な書き出しからなぜか逸れていって、あの3作がトントンと書けてしまったのです…。
この人ともう一人は、お約束の反応を見せてくれるわけですが、お約束と分かりつつも書きたくなる性分なんですよね<(`^´)>
それでは定番中の定番(笑)…お楽しみ頂けましたら幸いです♪
天気が良かったから、ピクニックがてら採取に出かけたその途中…。
ご近所の若夫婦に出会って、アキは駆け寄った。お目当ては彼らのもつ大きなカゴの中…。
「こんにちは…!」
「こんにちは、アキちゃん」
若夫婦はにこにことアキと挨拶を交わす。アキはすぐにカゴを覗き込んだ。
「うわ♪今日も可愛いっ!…シンさん…シンさん!ほら!!」
少し離れた所にいたシンはアキに呼ばれて歩み寄る。そして若夫婦に会釈するとアキの指す大きなカゴの中を覗き込む。
そこにはおくるみに包まれて眠る双子の赤ん坊…。
「わ…可愛いね…」
「でしょう!?もう、持って帰りたいくらい可愛いんですよ!!一人でも可愛いのに、2倍なんですよ!!」
「アハハ……そーだねぇ…」
「可愛い……♪ ………はぁ……私も双子ちゃん、欲しいなぁ~」
「!!!ア、アキちゃん!!」
アキのその無邪気な一言をシンは聞き逃さなかった!
「大丈夫!!」
「え!?…えぇ!?」
そしてアキの腕を掴むと、いま来た道を戻り始める。
「シンさん!?」
「もぅ!そーいうことなら早く言って??…どーすれば双子ちゃんになるのかは分からないけど!でも大丈夫!…なるよーになるから!!!」
「えぇ!?…ちょ、シンさん!?…何を言って…!」
まだ状況が飲み込めていないアキに構わずシンは上機嫌で店への帰路を辿る。
「そうと決まればアキちゃんの期待に応えられるように、シンさん、頑張っちゃいますよ!!アキちゃんも準備はいいね?…大丈夫、……頑張るけど、優しくするから♪」
「え!ち、違います!シンさん!!そーいう意味で言ったんじゃなくて…!」
「もう~~、今更照れない照れない!…やー、結構大胆だよねっv…でも嬉しいよ!…俺もアキちゃんとの赤ちゃんに早く逢いたかったからさ♪」
「シンさん…、聞いてください~!!」
真っ赤になって必死に否定するアキを連れて帰るシンの様子を見て、若夫婦は顔を見合せて笑っていた…。
♪BGM with【嵐:ROCK YOU】
……君を見つめて見つめて 瞳に今ずっと 恋してるのサイン…
THE FIN
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現在お礼文3件UPしています!
(超小ネタSSSより OZMAFIA1・緋色1・
ブラコン1・2013.8.13.)
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お見苦しいところが多々あると思いますが、よろしくお付き合い下さいませ。
こちらで取り扱いますゲームの内容やそれに関連する創作SSに関しましては、製造元などとは一切関係がございません。あくまでも個人的に書き連ねているものですので、ご理解・ご了承のうえお楽しみ下さいませ。
なお、内容に関しましては無断転記等一切ご遠慮下さいますようお願いいたします。