昨日のオウバ隊長と同じく、この企画SSでなければ書けなかったであろうキャラですねぇ…(遠い目)
いえ、書きあげた今でも、なんとなく掴みきれてない感は拭えません。
難しいよ、ミトシ…(>_<)。
何処までも何処までも幼い口調で通すか、幼い口調は仮面の1つと割り切って多少腹黒い感じを出すか…。
最後まで迷いに迷って結局前者に落ち着いたんですが。
(だって腹黒くすると黒ヒノカと被りそうで……)
それでもまぁ。
当初からのミトシのイメージのまま書くことが出来て良かったです^_^
それでは、お楽しみ頂けましたら幸いです♪
「アキ!…アキ!!見て!…おんなじ!!」
ミトシがアキの袖をくいくいと引っ張った。
「わぁ!本当だ!…双子ちゃん!可愛いーーっ!!」
「ねーーー♪!」
採取に出かける道中に出会った、若夫婦のもつ大きなカゴの中に寝かされている双子の赤ん坊を見つけ、二人してカゴにへばりついく…。
「ホラ見て、ミトシ君…。何もかもちっちゃいよ……可愛いね♪」
「かわいい、かわいい♪ …でも…・・アキの方がもっとかわいいv」
無邪気なミトシのセリフにアキは笑って応える。
「え!?あはは…ありがと。…でも気を使わなくてもいいよ?…双子ちゃんの方がダンゼン可愛いもの……。それに、私よりミトシ君の方がずっと可愛いよ?」
「ぶぅ!―――アキ、かわいい!……みんなの中でイチバン!」
頬をふくらませミトシがそう言うと、慌ててアキは宥める。
「ゴメン、ゴメン…・・ミトシ君、怒らないで…?」
可愛い二人の可愛いやり取りに、若夫婦は知らず笑みをこぼす。
「ぶぅ…アキ、分かってない…。赤ちゃん、かわいい……当たり前…。赤ちゃんじゃないアキ、かわいい――すごい事…」
「ミ……ミトシ君」
「だから僕…アキのこと、好き……。…ん?…違う――好きだから…かわいい…?」
一瞬考え込んだミトシは自分の言葉に納得すると極上の笑みを浮かべた
「…うん!!これが正解♪ …好きだから、かわいい!!」
「///…ミトシ君…」
ミトシの出した結論には流石にアキも赤面せざるを得ない…。
「ふふ…、アキ、まっか…。かわいい♪」
「も、もう!…ミトシ君…!」
「クスクス…じゃあ、採取、行こう?…僕の新しい勾玉…作ってくれるの??」
「うん、いい素材が採れるといいね!」
アキとミトシは若夫婦に挨拶をすると、手をつないでその場を離れた。
最後まで微笑ましく仲の良いその光景を若夫婦は温かく見送った…。
♪BGM with 【倉木麻衣:Reach for the sky】
……隠しきれない この気持ち 大空に描き出す…
THE FIN
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現在お礼文3件UPしています!
(超小ネタSSSより OZMAFIA1・緋色1・
ブラコン1・2013.8.13.)
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お見苦しいところが多々あると思いますが、よろしくお付き合い下さいませ。
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