バレンタインSS デスコネから、メディシスアメリアです♪
今日はバレンタイン当日ですものね!
何とか甘く、甘く…と意識してみたんですが……。
選んだCPは間違ってないと思うんですが、やはり私には糖度が足りないみたいですね…(*^_^*)
何より、カヌチで書けない自分の未熟さを反省しつつ。
友チョコとMYチョコで、今私のお菓子箱はチョコレート三昧なのですが(笑)、これはこの時季にしか得られない至福の喜びですからね!
今日はどのチョコを食べようかな~♪♪
皆様もどうぞ素敵なバレンタインデーをお過ごし下さいませ~(^O^)/
それでは、お楽しみ頂けましたら幸いです^^。
「…出来た!」
朝からキッチンに籠っていたアメリアは満足そうに頷いた。
もう何度も試食を繰り返して、いい加減舌も可笑しくなっているのではないかと少々不安は残るが…大丈夫だと信じたい。
用意していたラッピングの中に包み込み、アメリアはキッチンを出て恋人の姿を探す。
いつもなら居間で本を読んでいるのだが…。
「メディシスさーん?どこですかー??」
屋敷の中を、目当ての人物を求めて探し歩く。
「此処だよ、アメリア…」
声がした部屋を覗くと、やはり彼の手には分厚い本があって。
「どうかした…?」
大きな窓から入り込む、真冬にしては暖かい日差しの中にあるその姿は、目を奪われるほどの愛しさと切なさをアメリアに感じさせる…。
「アメリア…?」
「あ……えぇ…あの…コレを」
我に返ってアメリアははにかみながら後ろに隠し持っていた小さな包みをメディシスに差し出す。
「今日は…バレンタインデーなので…。今年は手作りに挑戦してみたんです。お口に合うように、お酒を効かせてみたんですよ♪」
「ありがとう…今年は君にリボンがついていないんだね?…少し残念……かな?」
包みを受け取り、それに軽く口接けしてメディシスは残念そうに微笑う。
「/// そ、そういうのは…つきあいだした頃のカップル限定なんです…!」
メディシスの言葉に頬染めてそう言うと、
「おや?う~ん…今も」
「!キャ…!」
突然手を引かれ、アメリアは彼の腕の中に抱きこまれる。
「こうして抱きしめれば頬を赤くする君は……今日つきあい始めたカップルよりずっと初々しいと、わたしは思うけど?」
落とされた囁きには少しからかうような響きもあって…。
アメリアは頬を膨らませて小さく抗議した。
「も…もう!メディシスさんの、意地悪!……そんな意地悪言うなら、今夜は…」
「…『今夜は』…なに?」
「…ぅぅ……」
静かに彼の顔が近付いてきて、頬に吐息が触れる。
彼の手がそっと彼女の横髪をかきあげて…そのまま優しく髪を梳く。
甘い触れ合いに――― 知らず鼓動が速くなる。
どれだけ言葉を交わしても―――。
どれだけ長く見つめあっても……。
何度キスをしても……肌を重ねても…。
どうして――― いつまでたっても、このドキドキが治まることがないのだろう?
どうしてもっと……貴方に触れていたいと思うのだろう?
「アメリア…?」
「―――― 好き…」
胸に湧き上がった淡い欲望に身を任せて…アメリアはそう呟くとそっとメディシスの唇に自分のそれを触れ合わせた。
愛しい恋人からの優しいキスを受け入れ、メディシスはしっかりと彼女の体を抱きしめる。
その胸に顔をうずめながらアメリアはもう一度呟いた…。
「大好き…ううん…………愛してる ―――」
いつまでだって――― 私は貴方に恋してる…。
THE FIN
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現在お礼文3件UPしています!
(超小ネタSSSより OZMAFIA1・緋色1・
ブラコン1・2013.8.13.)
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お見苦しいところが多々あると思いますが、よろしくお付き合い下さいませ。
こちらで取り扱いますゲームの内容やそれに関連する創作SSに関しましては、製造元などとは一切関係がございません。あくまでも個人的に書き連ねているものですので、ご理解・ご了承のうえお楽しみ下さいませ。
なお、内容に関しましては無断転記等一切ご遠慮下さいますようお願いいたします。