とういうことで、朝食シリーズ3話目は、ウキツ兄さんにしてみました♪
多分本来ならもうちょっとシャキっとしてるはずなんですが。
それじゃお話にならないので(^^)
でも……どうなんでしょうね?
朝食…ということであれば、皆さんは2人の関係をどのように解釈するんでしょう(苦笑)?
恋人同士?
同棲??
新婚さん!?
それとも……単なる家政婦さん!!??
いや~、出来るだけ甘く…狙ってみたんですが、甘くならない(出来ない)人もいたりして…。
ちょっとビミョ~な感じですね(^^ゞ
それでは、言い訳はこの辺にして。
お楽しみ頂けましたら幸いです^^
清々しく目覚めた朝―――。
いつもと違う部屋の様子に驚くのは、今日で3日目…。
「……ヤベ…」
まだ聞きなれない朝の支度の音や食欲をそそる匂いに、頭は急速に目覚める……。
「おはようございます、ウキツさん」
「…うっす…」
台所に姿を見せたウキツにアキは笑顔で声をかける。
だがそれにそっけなく答えて、ウキツは食卓の椅子に座る。
しかも。
体の向きが90度ばかりズレている。
「…もう……ウキツさん?―――そんなに嫌なら…一緒に暮らそうなんて、言わなきゃ良かったじゃないですか…」
さすがに。
3日連続で、そっけない挨拶と面と向かって座ってくれないウキツに対して、アキは
涙声で訴えた。
「!いや…!違っ…!…アキ!」
慌ててウキツは席を立ち、アキに駆け寄る。それから、おずおずと彼女の肩を抱き寄せた。
「~~~なんてーか………その…」
「……何ですか…?」
言いにくそうにするウキツに、アキは涙をためた瞳を向ける…。
そんな瞳で見つめられると……はっきりいって理性に悪い…。
――可愛すぎて、(その必要はないはずだが)自分を抑えることができなくなるから…。
「そ、そんな顔…すんなって…!」
目をそらし気味でウキツは言う。
「だって…」
不満げなアキの声音に、懸命に言葉を選んでウキツは答える。
「悪かったよ…その……まだ何か馴染まない…っつーか……。朝に、食事の支度の音や匂いがしたり…って俺の日常には…無かったものばかりだから…つい……」
途切れ途切れにそう弁解するウキツの胸に、アキは顔をうずめた。
「う……アキ…?」
「………一緒にいて…私のことが嫌になった訳じゃないんですね?」
「!!…ったりめーだろ…!」
そして、顔を真っ赤にしてぶっきらぼうに続ける。
「――――毎日……当たり前のようにお前が俺の視界に存在することに……まだ……慣れてないだけなんだって…!……毎日……理性と煩悩のあいだで、た…大変なんだよ…!」
分かれよ…それくらい…!とずいぶん身勝手な要求をするウキツに、まだよく分かっていない顔でアキは首を傾げる。
「ウキツさん…?」
「あ”ーーーっもう!!つまりっ!…こーいう事だ!!」
うまく伝わらない苛立ちにウキツはアキのあごを捉えると、一気にその唇を塞いだ。
そして、ぎゅぅっと抱きしめる。
「―――ちゃんとお前のこと…好きなんだよ…!」
♪BGM with 【CHAGE & ASKA:LOVE SONG】
……抱き合うたびにほら 欲張りになって行く 君が想うよりも 僕は君が好き…
THE FIN
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現在お礼文3件UPしています!
(超小ネタSSSより OZMAFIA1・緋色1・
ブラコン1・2013.8.13.)
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お見苦しいところが多々あると思いますが、よろしくお付き合い下さいませ。
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