泣かせてやったぜ！！

三国恋戦記　＞　孟徳　攻略しました……

嗚呼…もう、なんか……辛かった！
甘いのに、めちゃ甘やかしてくれるのに、すごく辛かった。
なんでなんだろう？
どっちも相手を好きなのに、お互いに気持ちが伝わらなくてすごくすごく苦しかった…
甘いが故に苦しさ倍増！！(>_<)
あ、最後はちゃんと幸せになれたんですけど、その前が私にはず～んと重くて……。

とりあえず、感想行きましょうか。
ネタバレしてますのでご注意くださいませm(__)m
　

ネタバレしてます！　反転でお願いします。


※今回かなり破綻した文章の予感がします…ご容赦下さいませm(__)m
　　なんか…色々好きすぎてダメみたいです…（苦笑）



見た目はちゃらい天才…孟徳です（笑）
三国志では私の敵でした！
大っ嫌いな人でしたよ！！<(｀^´)>

雪崩のような勢いで全てを飲み込んでいくようで…。
そこから逃げ出すのは到底無理なんじゃないかというほど圧倒的な武力。
覇道を進むにふさわしい知力と武勇を併せ持つ人。
そんなイメージ。
でも…。
落されましたよ～～(>_<)
花ちゃんも大好きな、あの笑顔に！！
正直あれは反則だと思いました！


花ちゃんを大事に思ってて、手放したくなくて、どうしようどうしようっていつも考えてるくせに。
それ以外の所では鬼のようにきっちり仕事して、戦して。
何が恐いって、この人の判断に隙が無いこと！
それから花ちゃんの事なら全部掌中で転がしてしまえる余裕があること！

だけど逆にそれが、花ちゃんからしたら「孟徳さんって分かんない…」って思われる原因で（泣）。
そりゃ確かに。
本の力があっても無くても、まず大の男が女子高生に初対面から好意的って…（笑）
しかも、それが「女の子免疫ゼロ」だった人からじゃなくて、寧ろこの世の花は全て手に入れてきたような人だから！！（爆）
（や、多分、望めば手に入ったはず…）

信じられないよね？好きって言われても。
そのうえ花ちゃんは恋愛初心者。
恋の機微は分かりませんし、分かったとしても孟徳のはきっと読めないよ…（苦笑）
多分、好きだよ、っていうのと、眠たい…っていうのは同じ語感で言ってると思う。
当たり前のように…普通は当り前に使わない言葉を使うから、冗談かと思われるんだよ…。

長坂橋で孟徳軍に囚われた最初からラストまでずっと…通じ合うことがない2人の気持ちが辛かった…。
特に終盤の…本が焼けて帰る方法が無くなった花ちゃんに対して、余裕を無くした孟徳の行動が…（涙）

この人ね…あの手酷い裏切りに遭ってからはきっと、人に対して自分を信じてもらうことも期待してないんだろうと思います。
自分も当然相手を信用していないから、自分を信じてもらう必要が無いんだよ…きっと。
それを意識していたかは別にして。
誰が裏切っても…もしかしたら誰もが裏切って当然とすら思っていたかも知れないけれど。
だから、自分の本当の気持ちとか考えとか…そういうものを示して自分を信じてついてきて欲しいという気持ちも無くしてしまっていたのかも。
けどそれも―――花ちゃんに対してだけは別だった…のかな？

本が燃えてしまった火事について聞いたとき。
いつになく花ちゃんをそして自分を追い込む孟徳の姿が痛々しかった！！

「……同じようにしてしまえればいいなあと思っていたのは、事実だよ」
「そうすれば、帰れなくなるだろ？」
「手放したくないって思ってたんだ。もうずっと」

「一番初めに本を奪ったのから全て、君を俺のそばに留めるためだったとは考えなかった？」

本があるから、花ちゃんは帰ってしまう。
いつか目の前からいなくなってしまう。
それが恐くて、それがイヤで……そうしないで済む方法をずっと考えていた―――。
そう告げる孟徳の言葉は、花ちゃんにとっては「本を焼いたのは自分です」と同じ意味に聞こえてしまって。
それに奴め…最終的には本を隠しちゃおうかと思ってた…くらい普通に言いそうで！
それじゃ鶴の恩返しじゃなくて、羽衣の方が題材としてふさわしいですけど！
とにかく。
これでもう花ちゃんの気持ちはぐちゃぐちゃになってしまって。
どんどんすれ違って行くんです(>_<)

孟徳は孟徳で花ちゃんを大事にしたい、危険な目に遭わせたくないって思いつめていて。
　※2人の間に入る元譲が可哀そうですっ（泣）
それなのに、ちゃんと説明せずに別の屋敷に移して監視まで置いちゃうから花ちゃんも誤解するんだよ。
何が危険で、どうしてこういうことをしているのか。
そうすれば―――孟徳の傍に自分が居ることがふさわしくない…なんて口車にのせられることもなかったのに。

けれどね。
恋する女の子はやっぱり強い！
孟徳の事が信じられなくて、疑って、孟徳に信じてもらえないことが辛くて、辛いから逃げ出したくて。
甘言にのせられてそうしようと思ったのに―――でも、最後の最後、土壇場で気づいた。
好きだから、孟徳を信じたい。
好きだから、孟徳に信じて欲しい。
自分が孟徳を信じられなかった事、疑ってしまった事もまた孟徳を傷つけていたと…。

孟徳の部屋で。
眠り薬を混ぜた水を飲ませようとして、でも、怪しい人影が目に入り暗殺計画に気付いた花ちゃんは、逆に薬を自分で飲み、刺客が標的を間違えるように誘導します。
そして―――狙い通り、自身で刺客の刃を受けます。
斃れた花ちゃんからの…決死の告白…。

「不安になって、疑ったりしてごめんなさい…」
「（信用されたいって思いながら、信用してなかったのは私も同じだ）」
「疑った、けど、結局は信じたくて―――」

「（信じ合うって、きっと信じたいと思いあうってことだ）」
「（孟徳さんは信じたいって思ってくれてた。それなら、ずっと一緒にいられるかな―――）」

（泣）健気だ！！
可愛すぎるよ、花ちゃん！
一生懸命、孟徳を好きでいる覚悟をしたんだよね！

ここで画面がホワイトアウトして、現代に戻ってしまいます。
え！？まさかのＢＡＤ　ＥＮＤ！？とおもいきや。
図書館には例の本があって。
でもそのまま開いたら、またいきなりあっちの世界に飛んでしまうから、（花ちゃん冷静だ！！）いったん家に帰って、お母さんに言います。

「すごく、好きな人ができたの。その人といたいの」
「全然私の事なんか信用してくれなくて、疑り深くて、何でもできて、何でも持っていて」
「でも、そばにいてあげたい」
「（私は…孟徳さんのそばにいたい）」

そして再び―――孟徳の元へ…。
眠る花ちゃんの手を握り、その目覚めを待つ孟徳…。
ようやく目を覚ました彼女へ…告白。

「俺も君が好きだ」
「お願いだから信じさせて。裏切らないで…」

ある意味何かを乗り越えたような孟徳の言葉に拍手！！
本当に良かったよ、気持ちが通じ合えて＾＾。
もう本当に…ずっと苦しかったから。
信じたいのに信じられなくて。
他愛ない言葉に心がざわついて、向けられた言葉の裏ばかりを読んでしまって。

お互いに傷ついたけど、ようやく心を繋ぐことが出来たから…もう大丈夫だよね？
もう繋いだ手のぬくもりを、信じることが出来るよね？
あの夜、傷ついた花ちゃんを抱き起こし孟徳が見せた涙を―――信じることができるよね？
あんな顔、もうさせちゃ駄目だよ…お互いに(^^♪
あとはホラ、もう幸せになるだけだからっ！
はぁ～～～っ(>_<)、良かったよ…幸せの道筋が見えて！ヽ(^o^)丿


孟徳ルートでの萌スチルは、素敵なのが多くて1つには決められないですが。
うん、「新野から逃げる民間人の荷に火を放ちそれを眺める孟徳」と…「本が焼けて泣いている花ちゃんを抱きしめる孟徳」…かな？
前者はとにかく孟徳の横顔のアップが素晴らしくて！！！
もうひとつの方は…孟徳の腕の中にすっぽり収まってる花ちゃんが可愛くて好き♪

close

草加せんべいより堅い…(>_<)

カウンター　＞　４２００ＨＩＴ　ありがとうございます！！

そして、

三国恋戦記　＞　文若　攻略しました！

いや、堅い堅い…
こっちの神経もかなりすり減りましたよ＾＾。
でも、まじめで堅い分、ひとたび気持ちを向けてもらえれば、余所見することなくこちらだけを見ていてくれる―――そういう安心感が得られる人でした。
誠実さは大事だよ、うん♪

ということで、感想は続きへ。
ネタバレしてますので、未ＰＬＡＹの方はご注意くださいませm(__)m

ネタバレです！　反転でおねがいします！


期待通り、色々楽しませてもらいましたよ＞文若さん＾＾
個人的には、「三国志」内での孟徳軍は、超！敵！！だったので（玄徳ー孔明ライン死守なので：笑）……人物関係が全然わからないんですね。
なので、文若…実に新鮮でした！

そうですね、如何に戦上手の孟徳といえど、兵を戦わせる為には兵糧が無くては負けてしまいます。
戦とは、刃を交える前から戦いが始まっていて、負ける理由は戦う前から存在している…って事を聞いたことがあります。

文官である文若の兵糧を準備する手腕は戦の前に発揮されますが、そのおかげで武を担う人たちが遺憾なく力を発揮し、勝利を勝ち得るのだとすれば…刃を持たない文若の力は、文字通り勝敗を左右してきたといえますよね。
どんな無茶な遠征でも、必ず兵糧を整えてくれたと、孟徳は言っていたと思うのですが。
そういう仕事の対する実直さ…素晴らしいですねｖｖ
ただ―――キャラ的には、ものすごっく！堅いです！！（笑）

まず、最初から花ちゃんを疑ってかかってます。
勿論それは当り前で、逆に孟徳みたいにもろ手を挙げて受け入れてくれる方が怪しいのですが（笑）、とにかく筋の通らないことは受け入れてくれないので、花ちゃんが孟徳軍に残ったことを納得してくれません！
（孟徳に本を渡してしまったので、返してほしいだけなんですが…）
しかも、この時代の字が読めないのに、本を大切にしていてそれを返してほしい…という主張は、文若には理解しがたいものなのでしょうね（笑）。

襄陽での宴での話……宴会場から抜け出した花ちゃんに文若が昔の事を話す場面。
もうあのころすでに、文若の中には孟徳への想いが揺らぎ始めているのが見てとれます。
なんていうか…同じ道を歩んでいたはずの人が途中で道を違えてしまうのって、見てるの辛いんですよね(>_<)。

勿論それは、同じに見えていて実は違った…という事もアリなんでしょうけど。
本当は、きっと……最後まで確かめたくないんでしょうね。
決定的に「違う」という事実を目にするのが恐い。
だから、違うかも知れない…と思い始めた段階で、もう…お互いに別の方向しか見ることが出来なくなる。
孟徳と文若の２人の関係は、そんなふうに見えました。

このルートは本当に文若らしく真面目なんですが…（笑）。
そして、真面目な分、スチルがとっても素敵なんです！

例えば、過去に飛ばされた時、やはり黄巾党の乱を成功に導くのですが、その最後の場面。
王宮で赤ちゃんの皇太子を救う所では、燃え落ちる王宮内で義勇軍？の仲頴と一悶着あって…花ちゃんに燃えた柱か壁が崩れ落ちたとき、文若は思わず彼女を胸に抱きこんで庇います！！
そしてここで元の時代に戻り―――入室してきた元譲に抱き合っていたと誤解されます！！（爆笑）
お約束とはいえ……この状況は萌える！！
他にも…お茶でやけど…とか、月を見るシーンとか…ニヤニヤさせられる所は沢山あって書ききれないです！！

見せ場はやはり、ラストの辺り。
孟徳が暗殺されるのを止めるために駆け付けた所からでしょうか。
ここの……孟徳と文若の息もつかせぬ遣り取りが、私的には激ツボで！！
何回もセーブ画面から再生してしまいました。
そして。
文若の言葉を聞き入れ、許都に戻る決断をした孟徳を。
暗殺を企てた武将が花ちゃん諸共襲うのですが……文若、割って入って小太刀で太刀を受けます！

「だが、私にも、守りたいものはある」
「己の信じるものや、理想とすべきもの―――」
「それから―――」
「―――何より大切なものがある」
「それを守るためならば、命など、惜しみはしない！」

ヒューヒュー♪　カッコいいね！！＞文若！！
ついでに。　襲われたんだから、剣くらい抜こうよ…＞孟徳（苦笑）
そして許都への帰り道。
馬に揺られて…花ちゃん、寝てしまいます。　そんな彼女に対して

孟　「お前みたいな奴のことを心配してくれる女の子なんて、貴重だぞ。大事にしろ」
文　「……もとより承知しております」

聞かせてあげたい！！　花ちゃんに！！！
だって…無自覚なまんまだから…（笑）
はやくお互いだけを見つめて欲しいって思ってしまったｖｖ

そして、文若の未来が変わり……本の白紙が埋まって、現代に帰れることが分かっているのに……別れを、言いだせない花ちゃん…。
帰りたいのかな…帰りたくないのかな…自問自答を繰り返しながら、気づいてしまいます。
文若のことが好きだ、と。

すごく、切ないです！
帰らなきゃ…と花ちゃんは思っているから。
家族もいるし、何より自分はこの時代の人間ではないから。
だから…ここに居るべきではないと。
このルートの花ちゃんはとっても大人ですね(^^ゞ。
でも。
別れを切り出そうとしている事を察知した文若、おかしな方向から話を切り出して…（苦笑）。

「話の通じん奴だ」
「―――分からんのか」
「私は、お前なら、傍に居ても邪魔にはならん、と言っているのだ」
「―――傍にいろ、花」
「私の傍に―――いてくれ」

回りくどい！！(>_<)
さっさとそう言やいいんだよ！！（笑）
けれどね…真面目な人の言葉だから、素直に響くんですよ(^^)
そりゃもう…帰れないよね。
残っちゃうよね。
もう、それでいいよ＞花ちゃん
2人で幸せになろうよ♪
本当に―――そう思える、それを信じられるラストでした(^O^)／

……このルート、萌スチルがいっぱいで、一つなんて中々決められないですが…。
うーん最後の、銅雀台での２人の姿もいいんだけど……やっぱり一番はコレかな！
「燃える王宮で庇ってくれる文若」ですね！

close

ズルイ男。

三国恋戦記　＞　孔明ルート　攻略しました(^^)

ノーマルルートからの分岐…ということで、私的にはノーマルＥＤの所まで描いてくれるのかと期待したんですが、違いました（＞残念）
それにしても…師匠（笑）
えらい男だよ…キミは…(^^ゞ

それでは、感想は続きから…
ネタバレしてますので、未ＰＬＡＹの方はご注意くださいませｎm(__)m

ネタバレです！！　反転でお願いします！


童顔でひょうひょうとしてて、逃げ足の速い男の本性は―――「忍」。
いや、でも…ズルイ気がしないでもないか…（苦笑）。

なんでノーマルルートからの分岐なのかな～？って思ったんですけど。
よくよく考えれば他の人たちと同じく師匠と一緒に過去に飛んじゃったら、師匠がチビのころの自分とご対面しちゃうから、まずいんだ。やっぱり＾＾。
ドッペルゲンガー現象だよっｖｖ、そりゃ恐いよっｖｖｖ。

ノーマルと同じく花ちゃん一人で過去に飛んで、過去では少年亮と晏而らと黄巾党の乱に参加。
いいのか＞亮！　黄巾党の乱に参加して！（笑）
ここでは、晏而と亮が花ちゃんを取り合っています。
ふふ、おマセさんだね、師匠♪
ちっちゃいとはいえ師匠は師匠。頭はいいので（ついでに空気も読むので）上手く晏而の恋路を邪魔します（笑）。

それにしても―――このとき花ちゃんは亮の師匠になるんですよね。
実際、いわゆる「秀才」肌の亮が、このときの経験と花ちゃんの言葉―――元は師匠から与えられた言葉を花ちゃんが亮に聞かせてあげたんだけど―――をきいて、より深く物を知る、より多くを知り判断する…その姿勢を身につけるきっかけになったわけですから、「天才」孔明の…最初の師匠になるわけなんですよね。
この関係性…良く出来てる＾＾。
鶏と卵…で、じゃあ始まりはドコ？と言ってしまいたくなるけれど。
そこを追及しないのが、お話のいいところです。

そして、過去から帰ってきた花ちゃんは、部屋に居た師匠と顔を合わせます。
過去のあの時の少年亮が、師匠孔明だった事を知り―――師匠とともに、玄徳軍の為に力を尽くします。
このルートでも、チラっと出てきましたよ、鳳雛先生―――士元という名です…。
ちょこちょこ美味しい役所で出てますね、この人。
まぁそれはさて置き。
荊州攻略の時、一度目では落せなかった襄陽を落す為に過去の伏線がまた活かされます！
孟徳軍の青州兵は、元黄巾党の人たち―――晏而や季翔がまた出てきます！
この時代になっても、まだ孔明（亮）と晏而は恋敵で…！
ある意味ここの絡みは笑えます！

そして、晏而らの働きもあって襄陽を手に入れて。
益州も手に入れて、玄徳は本拠地を手に入れることが出来ました。
この襄陽攻めの前後から、花ちゃんの師匠への気持ちはぐんぐん自覚されていくのに。
師匠側からは、膝枕とかおでこコツンとか…きわどい行為をしかけてくるくせに、一貫して「師匠として…」「師弟だから」とまるで分かってて境界線を引いてくるような態度を取られてしまいます。
このころの花ちゃん…師匠の言葉に気持ちが揺さぶられて、見てて可哀そうで。
苦しくなっちゃうんですよねー。

でも。
師匠は師匠で本当は―――花ちゃんがこの世界の住人でない事を理解しすぎる位に理解していて。
ずっと昔から。
少年のころに出会ったあの時から、一途に花ちゃんを思い続けていたのに。
別れの運命を受け入れているものだから。
花ちゃんには何一つ、確かなことは言ってあげないんですよ……。
そこがまた！
「忍」の一字ですよ！！！

こんなに傍にいるのに。
触れることなんて容易いのに…。
もっと言えば―――　一言、帰るな…と。
傍にいてほしい、と言えば、それで済んでしまうのに。
それはしないんだ。
ある意味ストイック（苦笑）。
同時に、こっちは随分やきもきさせられました！
でもね。
こういう時、女の子は無敵です！！

本の白紙が埋まり、もういつでも帰れる状態にあるのを悟った孔明。
1日だけの休暇に、花ちゃんと街を散策します。
その夕方城門まで戻ってきたときに、例の本をとりだして。

「もういらないんだ」
「不思議な本の力はもういらない」
「もう君はこの世界にはいらないんだよ」

花ちゃんを元の世界に帰す為に…突き放した言葉を発する孔明…
師匠から「必要のない存在」といわれ―――でも…花ちゃんは、願ってしまった…。
本から溢れる光に包まれたとき。
孔明とともに、この国の行く末を見たいと。
孔明の力になりたいと。
たとえ…この想いが叶わなくても……ただの弟子であっても、孔明の傍に居たい―――と。
それで元の世界に帰れなくてもいい、と。

（泣）…こういう健気なところがいい！
泣けてきちゃう…くそぅ！孔明には勿体ないよ！！…なんてね（苦笑）
全部分かってて突き放した師匠の忍耐力にも脱帽だけど、それも突き崩しちゃうような花ちゃんの一途な想いに…拍手！！
あの男の高い壁を乗り越えたのは…その想いの強さ、だものね♪
そしてようやく、孔明からの告白ｖｖ

あ”～良かった♪
よもや告白無しは無いだろうと思ったけど…ちゃんと告白聞けて♪
ただ、1回聞いただけじゃ私…理解できなかったんですよ（爆）
え？え？どっち？？
好きなの？本気なの？？冗談の？？？って（笑）
でも…幸せになれて良かった＾＾
ＥＤロール後の最後のエピソード…私は大好きです！

さて、このルートでの最萌スチルは「膝枕」でした！

close

鉄壁の微笑…（笑）

三国恋戦記　＞　ノーマルルート　終わりました！

面白かったですねーー、軍師真剣モードです＾＾。
どうやら、このルートを攻略しないと、孔明ルートへは行けないみたいです。

それでは、色々ネタバレですが、続きへドウゾ！
未ＰＬＡＹの方はご注意くださいませm(__)m

ネタバレです！　反転でお願いしますm(__)m


ノーマルルートには、赤壁の戦いの後の選択肢　「戦いをなくしたい」　で入れました。

過去に飛ばされた時、一人で飛ばされるのでちょっと心細いです(^^ゞ。
さっそく柄の悪そうな２人に出会います（笑）。
季翔と晏而…黄巾党のメンバー…です。
襲う気満々の２人を上手く丸めこんで反乱軍（太平道）の指導者の元へ連れて行ってもらいます。
そしてこの時代でこの反乱に力を貸し、（犠牲を少なく）反乱を成功へ導きます。

なんていうかね…花ちゃん男前！！！
頼りないのも可愛いけど、腹を決めて一生懸命コトに挑む姿はとっても素敵です！
そら、晏而も惚れるよ（爆）

洛陽を落した時、過去から玄徳たちの居る時代に戻ります。
そして玄徳を説得。
孟徳とそして仲謀と対抗する力を持たなければ、夢も理想も何も得られないと。
そのためにやり方を選んでいるべきではないと。
いや…孔明ばりに軍師だわ…♪

玄徳を説得し、荊州南部と江稜を攻略。
この江稜攻略の時の公瑾…哀れ…（泣）
そうだよね。
仲謀側から見れば玄徳にかすめ取られた訳だし、そのあとには―――公瑾死んじゃうし…（涙）
ここは史実を変えてくれないんだよねー。
出来れば、生かしておいて欲しかったな。
ついでにもっと盛大な舌戦を、孔明と繰り広げて欲しかった…(>_<)。

でも、この時の芙蓉姫の言葉…笑えます。
公瑾のあの鉄壁の微笑が割れて、下からまた別の顔が出てくるかと思った…みたいなことを言って（笑）。
私…公瑾ルートを終えてるので、「いや、意外と鉄壁じゃないよ？あの人…」って芙蓉姫に返事しちゃいましたよ。


その後、部屋で本を確認していると、孔明が現れます。
益州から漢中までの攻略を孔明と話し合っていると、
「……やっとボクが知る顔になったな」
「どういう仕組みになっているのかはわからないけど、ボクも今の君を知ってるよ」
おお！
ここでは過去に飛ぶ伏線がすごく活かされている！
というか、伏線自体に意味がある！！
過去に飛んだ時に出会った少年「亮」が、今目の前にいる孔明だと…知らされます。
そして、

「君は他人の理想を受け入れるんだな」
「誰も敵だと思わない、誰とも戦わないというのが君の理想なんだ」

なんか…理解してくれてるって、安心しちゃいます(^^)
すごいぞ、師匠！
それでこそ伏龍！！
ノーマルからの分岐で孔明ルートが開く意味がわかった気がします♪

しかも、またこの伏線が生かされます！
孟徳軍に吸収されたという元黄巾党―――そう、季翔と晏而が出てきます！！
凄いよ！もう伏線の使い方が！！
私、練りこまれたストーリーって大好きなので！
このルートは、ストーリーの巧妙さが良く出てます！！

この季翔と晏而とともに、今度は許都まで行って幼い帝を救出します！！
そしてここでもまた、伏線…というか小道具が！！
過去に行ったとき、洛陽の王宮から赤ん坊を助け出してました。
泣きやまない赤ん坊に花ちゃん、携帯のストラップの鈴を１つ、貸してあげます。
この直後帰ってしまったので、鈴は赤ん坊の手元に残ったまま―――その鈴を幼帝が持っていたのですね！！
全てが１つになる…じゃないですけど、ちりばめられた小さなネタをキチンを活用してるって素晴らしい！！

そして―――幼帝を長安に連れて行って、遷都し、勅命を出して孟徳と仲謀を呼び出します。
玄徳も含め漢王朝への忠誠を誓わせて、見事　天下三分の計成立！！！
いや楽しかった！
そう、理想は三雄並び立つ…ですものね。
これこそ夢に見た三国志！！
どの英雄も死ななくて、争わなくて…（や、公瑾とか文若はアレだけど…）
ノーマルの終わり方…好きです。
ノーマルのＥＤに向かった恋愛ルートでも良かったんじゃ…とも思うんですが。（あ、孔明でこれは叶うのかな？？）
まぁでも、恋愛ルートでは「その人」の理想を一緒に目指す…スタンスの方がいいのかな…？

このノーマルルート、最後の選択肢でＥＤが２つありました。
試しに選んでみたら、別のＥＤが出てきてビックリしました＾＾。
（ＥＤロールは１つだけです）
普通に「物語」を楽しむこともできるなんて……三国恋戦記、奥が深いです！

close

本当の本当の本当に！！＾＾

三国恋戦記　＞　翼徳　攻略しました～(^^)

ノーマルルートを行く予定だったのですが…途中分岐でノーマルに入れるなら、だれか一緒に攻略してしまおうと思って、ワンコキャラと書かれていた翼徳にしました。
いや、うわさ通りのワンコで……（笑）。
危うく持って行かれそうになりましたよ！

それでは、続きからどうぞ！
ネタバレしてますので、未ＰＬＡＹの方はご注意くださいませｎm(__)m

ネタバレしてます！反転でお願いしますm(__)m



質問：ワンコキャラってなんですか？？
答え：三国恋戦記の翼徳をご参照下さい…（苦笑）

私、乙女ゲームはこれで７作目（＜おお、思ったよりＰＬＡＹしてる…：笑）なんですが、今までワンコキャラなるものと出会ったことがなかったんですね。
で、ただ、主人公に懐くだけかな？と思っていたら、意外にもソコに嵌ってしまいそうでした！！（爆）

翼徳は雲長と並ぶ玄徳の武の懐刀…双璧ですね。（智の懐刀は孔明ですね）
ですのでこの描き方は最初、いいのか？？って思わなくもなかったのですが、武に秀でた乱暴者…という謂れを上手く利用してキャラを造ったなぁと、最後には思えました＾＾。

それにしても……ここでの翼徳は…ほだされます！
癒されます！
そばに居てあげたくなっちゃいます！！
一緒に笑って、過ごしていきたくなります！！！

昔友人が言ってたんですが、「可愛いは天性のもので、作られるものじゃない」と。
その友人は、容姿についてそう言ってましたけど、性格や人格についても同様の事が言える気がします。
つまり―――天性の素直さ、天然さ加減には誰もかなわないということ…。
そしてそれは計算して作れるものじゃない、と。
翼徳を見てるとそう思います。

だって…「にく」ですよ！？
「くだもの」ですよ！？
おなかすいたら「誰かに食べ物もらいに行く」んですよ！？
そして…なぜか食べ物を常備している玄徳軍の方々…（笑）。
子龍以外のメインが、いつ翼徳が来ても対応できるようにスタンバイしてるんだと思うと…ちょっと、戦いの悲惨さを忘れさせてくれるまったり感があって良いです(^^)
それもこれも、翼徳の人柄に対して関わる人たちが彼を想い、そうしてあげたくなっちゃったんだと思うと、「あぁ…癒し系ってこういうのを言うんだなぁ」と改めて感じてしまいます＾＾。

ここで可笑しいのは、甘いものは雲長、辛いものは芙蓉姫…と貰う相手を使い分けている翼徳！！
ん？意外に計算高いな…（爆）

翼徳は最初から損得無しに花ちゃんに好意的♪
多分難しく考えることが出来ないからなんでしょうが、そういう懐の温かい所が花ちゃんにも安心させてくれます。
力自慢で、体も大きくて、それなのに心は少し弱い……。
でも小さい頃に受けた心の傷を…その弱さを、花ちゃんの為に乗り越えてくれるところはとっても頼もしくて嬉しくなります。
孔明と花ちゃんが策について話しているのをきいて、２人が仲良しだと思って気持ちを持て余してしまう所も、すごく可愛くて…。
―――ワンコキャラ…いいですね。

実はこのルートには、あの人出てきます！！
ビックリしました、鳳雛先生…こと「ほう統（ホウの字がありませんでした）」！！
そっか…基本は三国志に倣ってるから、こういう出方か・・・（笑）
花ちゃんと翼徳が、玄徳の命で査察？に行った、あの「不良県令」です！！
―――名前…出てこなかったなぁ…（苦笑）。
キャラ絵はちょっと良さげに書かれてましたけど…勿体ない。

勿体ないけど……この辺りのストーリーの展開、スゴイです！
ここでの対応が元で、部下の一部に反感を抱かれてしまいます＞翼徳！
そして、益州に援軍に向かう途中で、部下の裏切りに遭います。
不良県令への対応の話の中で（正確にはその一つ前の事件である誘拐事件辺りから、問題の片鱗は見えていたんですが…）、兵士の不満をキチンと描き、次につなげる。
実際に史実では翼徳は部下の裏切りに遭い命を落とすのですケド、ここの描き方は上手いなぁと思いました。


とと…話がそれました。
まぁ、なんだかんだで玄徳は益州を手に入れて、三分の計の足懸かりを得たんですが。
そこで本の白紙は終わります。
後は帰るだけ…。
翼徳とはそれまでに、何度も家族の話や帰ることについて話していて…これまでの人と違って、帰らなきゃだめだよ的スタンスで居てくれます。

離れるのは淋しいけど、笑っていてくれるなら。
花ちゃんが幸せで居られるなら。
きっと家族とともにいられる方が幸せだから―――と。
花ちゃんと離れたくない気持ちを抱えてそう言ってくれる翼徳の優しさに……涙…。

「うん、それならいいや。なんか、いいや。お前が幸せなら、なんでもいい」
「これからのお前も全部そうやって幸せでいてくれるなら、たぶんオレは全部が
なんでもいいやって思える」
「な、こういうのっていいよな」
「うん、だからさ、お父さんとお母さんのところに帰りなよ」

翼徳…（涙）
優しいな…温かくなります。
そしてその数日後、別れの日……。
みんなと別れを惜しんでいても、翼徳だけ姿がありません。
探しに行くと、木の上で泣いてます（笑）。
花ちゃん、泣いてた翼徳に言ってしまいます。

花「私は、翼徳さんがいなければ笑っていられるか、わかりません」
花「楽しいときも、嬉しいときも、翼徳さんと一緒がいいです」
（くぅ！なにこの殺し文句！！！(>_<)）
すると翼徳…

「……オレ、ちゃんと我慢しようと思ってたんだけど」
「……花が好きなんだ」
「本当は、ずっと一緒にいたい。離れたくない」
「花と、一番仲がいいのはオレがいい。どこにも行ってほしくない」

そーだよね！
我慢してたのに！花ちゃんがあんなこと言うから！（笑）
でも、幸せになれるなら……どこの時代、どの世界に居てもいいのかも…。
そんなふうに思えるルートでした(^O^)／
少なくとも翼徳が笑ってくれるなら、そして花ちゃんが笑っていられるなら―――私も幸せです(^^)。
ごちそうさまでした♪

ちなみに、このルートでの最萌スチルは「花ちゃんを抱えて崖から飛び降りる」です(^^)

close