休み明けの1日目は体が辛いですね~~(>_<)
でも、そんな時に限ってまとまりましたよ♪
迷っていたSSのネタが(笑)
ということで、久々の白ヒノカです(^^)
最初は黒い子で仕上げたのですが、白い子でもいけそうだなぁ…と思って、書き換えてみました。
どうでしょう?
白い子らしい、どぎまぎ感が出てますでしょうか??(笑)
それでは。
お楽しみ頂けましたら幸いです(^^)
「ふぅ…今夜はここまでにしておこうか……」
ルアもそろそろ沈みかける時間…。
依頼されていた数件のほしよみを片付け、本を読んでいたヒノカは呟いた。
「ダメだな…本を読みだしたら止まらないから……。これじゃアキさんが怒るのも仕方ないかな……」
分厚い本を片付け、小さく息をつく。
今日はちょっと根を詰めすぎたみたいだ…。
軽い疲労感を覚えながら寝室の扉を開けて、思わず顔をほころばせた。
枕もとの灯りに照らされているのは、ベッドの端の方に横たわるアキの姿…。
「…先に休んでいて下さいって言ったのに……」
よく見ると普段着のまま…。
傍らの椅子には、2人分の寝間着が用意されていた。
きっとヒノカを待っていて、そのまま眠り込んでしまったのだろう。
その寝顔をそっと覗き込むと、何の夢を見ているのか、ふにゃ…と笑顔になった。
あまりの可愛らしさに思わず手が出て、その頬に触れてしまっていた。
「……ん…」
するとアキはぼんやりと目を開けて、こちらを見る。
「……起こしてしまいましたか…?すみません」
ヒノカがそういうと、アキは再びまどろみ始めたのか、とろんとした眼でヒノカを見つめると、不意に手を伸ばし抱きついてきた。
「……ア、ア、アキさん…?」
思わぬ密着にヒノカは慌てふためく…。
「ふふふ……ひのかくん……みーつけたっっ♪」
そう言ってヒノカにしがみつくと、アキはすぐに眠りに落ちてしまった。
「…アキさん…?」
その寝顔を眺めているとこの上なく幸せそうで……頬を緩ませずにはいられない……。
しかし。
はっきり言ってこういうのは拙いと思うんだけど…。
僕だって…男なんだし……。
大好きなひとがこうして腕の中にいたら…………ぼ、僕だって……。
って!!―――ぅわぁ!?…ぼ、僕……何を考えて…!?
はっとして自分の思考を振り払うかのようにぷるぷると頭をふって思いなおすと、ヒノカはしがみついて眠るアキに声をかける。
「ア、アキさん…ダメですよ……これじゃ僕は……/// ひとり我慢大会になってしまいます……。ね、アキさん、せめてこの手…離して…?」
ヒノカの必死な呼びかけも深い眠りに落ちたアキには届かないようで。
「…………」
「もう……アキさん…?」
あきらめてヒノカはアキの隣に身を寄せる。
「し、仕方なく…ですからね…!アキさんが、離してくれないから…!」
誰に対しての弁解なのか…しどろもどろでそう言うヒノカの顔は真っ赤だった。
それでも。
彼女の穏やかな眠りを妨げないようにそぅっと彼女の体を抱きしめて、その温もりに心が満たされるのを感じつつ…。
「―――アキさん……貴女が好きです……アキさん…」
この想いがもっと深く届けばいい……。
そう願いながらヒノカは囁いた……。
―――そして…彼女の温もりとその穏やかな寝息に誘われて、ヒノカもやがて幸せな眠りに落ちていった…。
♪BGM with 【嵐:Love so sweet】
……こんな好きな人に 出逢う季節 二度と無い…
THE FIN
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現在お礼文3件UPしています!
(超小ネタSSSより OZMAFIA1・緋色1・
ブラコン1・2013.8.13.)
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お見苦しいところが多々あると思いますが、よろしくお付き合い下さいませ。
こちらで取り扱いますゲームの内容やそれに関連する創作SSに関しましては、製造元などとは一切関係がございません。あくまでも個人的に書き連ねているものですので、ご理解・ご了承のうえお楽しみ下さいませ。
なお、内容に関しましては無断転記等一切ご遠慮下さいますようお願いいたします。